現在、プロ野球の世界で、戦力外通告を受ける選手は、毎年120名くらいいるそうです。

もちろん、スポーツ選手に引退の時期は必ずやってきます。

充分に納得いくまで選手生活を送り晴れてユニフォームを脱ぐ選手や、傷害などで選手生命が断たれてしまった選手。

年齢とともに体力が衰え引退した選手。激しい競争に敗れ、戦力外通告を受けて引退した選手と様々です。

引退した選手は、その後の人生を歩み始めますが、その道も様々です。

現役のスポーツ選手時代よりやり甲斐のある仕事に就き、充実した毎日を過ごしている方もいます。

今日は、2006年高校生ドラフト4位で横浜DeNAベイスターズに入団し、12年に戦力外通告を受け引退。現在は企業のマネジメントコーチやライター、アナリストとして活躍されている高森勇旗さんの出版記念講演会に行って参りました。

今まで、様々な業界で様々な方の講演会を拝聴して来ましたが、この講演会は本当に素晴らしかったです。

この書籍には、引退された22名の方へのインタビューが載っているのですが、その中でも紹介されている3名の方がゲストスピーカーとして登壇されました。

GG佐藤さん。

2003年ドラフト7巡目で西武ライオンズに入団。

2008年北京五輪で日本代表を務める。

準決勝の韓国戦で敗戦に繋がるエラーは記憶にも新しい。

佐野慈紀さん。

1990年ドラフト3位で近鉄バッファローズに入団。

96年のオフには契約更改で中継ぎ投手初となる1億円プレイヤーになる。

石井琢朗さん

1989年ドラフト外で横浜大洋ホエールズに入団。

2006年には2000本安打を達成。

2012年に引退。

今年からヤクルトスワローズの打撃コーチに就任。

以上の登壇者で繰り広げられるトークは本当に興味深く、あっという間に2時間が過ぎて行きました。

①プロ野球選手になって初めてキャンプに参加した時に驚いた事。

②一流選手になる為に何を行なって来たか!

③戦力外通告を受けた時の状況

④今後の展望

こんな流れでトークが炸裂しました。

佐野慈紀さんは、近鉄時代の同僚の野茂英雄投手の話しをされていました。

また引退する時に、仰木監督から「お前は他人の話しを聞かないから、これからは他人の話しをよく聞きなさい。」と声をかけられたそうです。

その言葉があって、今の人生があるそうです。

現在、建築業で測量の会社を経営されているG.G.佐藤さん。会社には7名の元プロ野球選手が働いているそうです。

毎年、120名のプロ野球選手が戦力外通告を受け第二の人生を歩みますが、全員を受け入れられて選手時代とはまた違ったやり甲斐を与えられる会社にしたいという情熱を語られていました。

横浜で輝かしい活躍をされた石井琢朗さん。

やはり、一流の選手になるには練習しかない。

プライドや意地はとても大切だけど、ベテランになればなるほどプライドが高くなり、甘えや妥協が出てくる。と仰っていました。

これは佐野慈紀さんやG.G.佐藤さんも同意見でした。

私も日頃感じているスポーツ業界全体の問題点に通じる部分なども話題に上がりました。

スポーツ選手に限らず、社会人や学生にも聞いて頂きたい素晴らしい内容の講演会でした。

これからも皆さんの人生がより良くなるよう祈念しています。

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