今日は、上野公園にある国立西洋美術館に行って参りました。
「神のごとき」と称えられた史上最高の芸術家、
ミケランジェロ・ブオナローティーの生み出した傑作、奇跡の初来日!という事で、
これを観ないわけには参りません。
大盛況で連日並ばないと見れないとの噂でしたが、
行くなら夏休み前だろうと思い、本日やって参りました。
【ミケランジェロと理想の身体】
なんと、ラッキーな事にえ行列も無く、すんなり入れました。
中でも、皆さんのお目当は、《ダヴィデ=アポロ》と《若き洗礼者ヨハネ》
日本の美術館は、ほとんどが写真撮影NGですのでお見せする事が出来ませんが、
興味ある方は、9月24日までですので、この機会に是非ご覧になってください。
天才と称えられたミケランジェロは、
古代ギリシャ・ローマ彫刻の伝統に
「動き」と「感情表現」を取り入れ「理想の身体」を表現した。
特徴としては、古代彫刻から伝わる、片足を浮かして片脚荷重になる姿勢を取ることです。
コントラポストと言います。
普段の姿勢としては決して良いとは言えない物ですが、
彫刻に動きを出すには必須です。
片足でバランスを取ることはアスリートにとっては生命線ですね。
そして、ミケランジェロは身体に捻りを加えることで、
さらに躍動感を出す手法を使っています。
背骨の動きは大切ですね!
他にも、古代からルネサンス時代の男性の裸体像が数多く展示されていました。
モデルになっているのは、アスリートや戦士が中心でした。
唯一、ここで写真撮影が許されていたのが、ラオコーン像でした。
高さ2m以上ある大理石像は圧巻です。
当時、この像が発掘される現場に、ミケランジェロも立ち会い、この作品から大きな影響を受けたと言われています。
混沌とした社会情勢の中で、理想の身体を追求して来たミケランジェロ。
彫刻には当時の周波数がそのまま残っていました。
ミケランジェロのエネルギーをたくさん頂きました。
私もトレーナー界のミケランジェロと呼ばれるよう頑張ります!
キリッ(`・ω・´)