心頭滅却すれば火もまた涼し。
心の持ち方ひとつで、
いかなる苦痛も苦痛とは感じられなくなること。
煩悩を捨て去りこの境地に至るのは、
並大抵の事ではないであろう。
しかし、
男としてこの世に生を受けたからには、
やらなければならない事もある!
様々な修行の方法はあるが、
代表的な一つが滝行。
自分の中にある煩悩を打ち砕く為に、
今回、
私が修行の場に選んだのは湯河原。
という事で
JR湯河原駅にやって来ました!
なんと、駅前には
足湯ではなく「手湯」がありました(^^)
まさか、
これを滝行にする訳がありません!
しかし、なるほど!
手湯も意外に気持ち良かったです。
腹が減っては戦はできぬ。
まずは腹ごしらえ!
湯河原の名物と言えば、
たんたんたぬきの坦々やきそば!
むかしむかし、
弓で撃たれたタヌキが、
怪我を癒すために湯河原温泉を見つけたそうな!
ホンマかいな?
この伝説に引っ掛けて、湯河原名物として、坦々やきそばを作ったそうです。
食事を済ませ奥湯河原の方向に歩を進めます!
千歳川の辺りを、
ずっと上流へと進んで行きます。
歩く事、約30分。
不動滝に到着しました。
目の前に、
落差15mの滝が現れました。
ここは修行の場ではないのですが、
不動滝の左側には身代わり不動尊、右側には出世大黒尊が祭られています。
修行に入る前に、
ご挨拶をさせて頂きました。
気合いが入って来ました!
ここからまた駅の方向に若干戻り、
目的地である万葉公園に向かいました。
万葉公園に到着しました。
タヌキさんがお出迎えしてくれました。
万葉 の歌碑
「足柄の土肥の河内に出る湯の世にもたよらに子ろが言はなくに」
この歌は万葉集の中でただ一首、湯河原温泉を詠ったものだそうです。
文学の小径を進んで行きます。
まずは、このトンネルを抜けるのですが、
トンネルを抜けると………、
そこは滝だったのです!
【つづく】