今日は、二週間ぶりの病院です。
その後、私の薬指はどうなっているのでしょうか?
私の感覚としては、
悪くはなっていない!
徐々にですが、良くなって来ていると思っていました。
ところが、医師からは、
あまり良くない答えが返って来ました。
受傷してしばらくは、
ギプスを外すと指先がクニャっと曲がってしまい、
プランプランの状態だったのですが、
最近は、ギプスを外しても、
真っ直ぐに耐えられる状態になって来ました。
これは、完全に断裂したと思っていた腱が、首の皮一枚で繋がっていた証拠ではないか?
そう思い尋ねると!
それは、
筋肉や腱が繋がっていたのでは無く、
瘢痕組織(はんこんそしき)という代替組織が、
プランプラン状態を固めてくれているのに過ぎない、
との事でした。
満開の桜と青空を見ると、
ポカポカの春の陽気を思い浮かべますが、
実際には冷たい風が吹き、
冬に逆戻りしたような気候で、
現実は見た目ほど甘くない!
そんな感じです。
現在の日本も、
オリンピックだ元号だと、
これから先に明るい未来が待っているような印象を作っていますが、
実際には崖っぷちであるのと一緒です。
今までは、
何とかなる!
誰かがやってくれる!
など、
まぁ、実際に何とかなって来たのだと思いますが………。
これからは、そうは問屋が卸さない!
いよいよ、そんな時代がやって来たと感じます。
現実は厳しいですね。
毎年、満開の桜を同じ場所で見ているのですが、
桜の木一本に付いている花の数が、
例年に比べてとても少ないと思います。
満開の桜並木が、物足りなさというか、スカスカな感じがします。
色んな意味で時代も環境も変化しているのですね。
私の薬指と一緒で、完全再生は不可能な状態ですが、
せめて瘢痕組織に頑張って貰い、少しでも時間稼ぎをしてほしいと思います。
頑張れ!瘢痕組織。