変形性股関節症により、歩行もままならなかった女性(70歳)との出会いが、この物語の始まりでした。

人工股関節手術をすべきと医師から告げられるも、

医学に頼らず、自らの力で克服し、

一度は諦めかけていた夢、

サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼に挑戦することを決意。

その目標に向かって突き進む女性のドキュメントです。

第一回目の記事はこちら

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目標!サンティアゴ巡礼①

今、一人の女性が奇跡の瞬間を迎えようとしています。

奇跡というより、

軌跡と言った方が

正しいかもしれない。

ゴールした瞬間!

坂上さんは、思いっきり泣くでしょう。

でも、私は絶対泣きません。

意地でも泣きません!

巡礼中、

集団から遅れて、

いつも最後尾を歩いていました。

最後の集合場所で、

「ここからは、あなたが先頭を行きなさい。」と

参加者の皆さんから言われ

背中を押された時、

坂上さんの目から涙が溢れた!

それを見て、

思わず不覚にも貰い泣き!

まだ早いでしょう〜!

ここじゃないでしょう!

だから

ゴールでは絶対泣かない宣言!

坂上夫妻に出逢ったのは、

2017年12月。

あれから約二年。

あの時、

今この場所に一緒にいる事を

誰が想像できたでしょう。

 

実は、

あの時から、

奇跡は始まっていたのです。

出会いも奇跡であれば、

変形性股関節症だったことも奇跡。

もし坂上さんが、

股関節に障害を持っていなかったら、

出会っていないし、

私がここにいる事もあり得ない。

こんなドラマを作れるのは

神以外の何物でもないと思う。

夢や理想を口先だけで言うのは簡単です!

その時は本気で言ってたとしても、

それを実現するために

努力を続けることは、

普通の人には出来ないんです。

でも、やってしまったんです。

こんな辛い事も!

プロのスポーツ選手でもなんでもない、

普通の70過ぎの女性が、

口先だけじゃなくて、

本当にやってしまったんです。

夢を大きく持つことは悪いことではない。

たとえ叶えられなくても、

夢に向かって努力する事は無駄ではないから!

でも、初めてこの話しを聞いた時、

正直、

サンティアゴは無理だと思った。

しかし

それを見事に覆えし、

もう、

あと少しで成し遂げてしまうんです!

凄い!

こんな人見た事ない!

今、

皆さんの愛に支えられ、見守られながら、

雨の中、

一歩一歩ゴールに近づいて来ています。

もの凄い強さを感じる!

もうゴールは確実だけど、

その時、

なんて言えばいいのかわからない!

何も考えてなかった。

どうしよう。

サンティアゴ大聖堂前の

オブラドイロ広場。

このホタテ貝が終点の0ポイント。

ここを踏むために、

今まで歯を喰いしばって

頑張って来た!

坂上さんが書き続けて来た

トレーニングノートには、

二年間の経緯が全て記されている。

これは、

巡礼手帳よりも価値があると思う。

大聖堂が見えて来ました。

あと少し……。

頑張って!

15:31

オブラドイロ広場に到着しました。

シゲノさんと、しっかり握手。

そして……。

そして……。

…………。

おめでとうございます!

本当に本当に

よく頑張りました。

……すごく嬉しくて、

でも、言葉はいらなかった。

目が合っただけで通じるものがあった。

 

皆さんの祝福の輪の中、

お二人の、

この笑顔が見れて本当に良かった。

坂上さん、

おめでとうございます。

そして、二年間、

本当に有り難うございました。

この瞬間を一生忘れません。

これにて、

ミッションコンプリート。

昨年6月から、

綴って参りましたこの企画も、

今回にて終了します。

いくつになっても

夢を持つ素晴しさを教えてくれた

坂上泰子さん。

そして、

ご愛読下さった皆様に、

心より感謝申し上げます。

有り難うございました。

この記事が

現在、障害や病気で苦しんでいる方に、

少しでも参考になれば幸いです。

齋藤應典

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