楽しく踊って美容と健康

スーパーダイエット合宿プラン

《MANZAP》3日目

今日は、

フラダンスのレッスンを組み込みました。

昨日、

フロアショーで、

素敵な歌と踊りを披露してくださった

本多薫先生のレッスンに

お邪魔しました。

レッスンでは、

フラの歴史から言葉の意味までレクチャーして下さり、

フラダンスに対する知見が広がりました。

さて、

いよいよ実技!

まずは基本となる3つのステップを習いました。

フラダンスを踊っている姿勢は、

ほとんどの時間が

膝を曲げたハーフスクワット状態。

下肢の筋肉群が強くなければ、優雅に踊ることはできません。

MANZAPメンバーにとっても、最適なトレーニングになりました。

さて、

ステップをマスターしたら今度は振り付けです。

全ての動作に意味があり、

大自然を感じて、その恵みに感謝をしながら、自然と一体となる。

そんなイメージではないかと思います。

一つ一つの振り付けを丁寧に教えていく本多先生。

とても分かりやすい説明で

皆さん、覚えるのが早かったです。

さて振り付けが完成しました!

みんな大丈夫でしょうか?

最後は、歌に合わせて踊ります!

今回の教室は、

小学生から後期高齢者まで、

幅広い年齢層が参加していました。

MANZAPメンバーも、やや高めです(笑)

さぁ、子供たちに負けないように頑張りましょう!

ハワイアンの音楽は、

心地よい風を感じます。

ウクレレの音色も、

心を癒してくれます。

本多先生の生演奏&生歌で、

皆さん、楽しく踊りました。

いや〜っ、本当に素晴らしいレッスンでした。

レッスンを終了後、

MANZAP参加者の皆さんと記念写真!

本多先生、

本当にありがとうございました。

これからのご活躍を

心よりお祈り申し上げます。

食事と運動

今日は

アメリカスポーツ医学会の

研修でした。

毎回、

有益な情報をここで仕入れているのですが、

今回も、

MANZAPなどで皆さんにお伝えしたい情報が

てんこ盛りでしたので、

備忘録として、

残しておきたいと思います。

 

まずは、

“加齢に伴う骨格筋量の変化”

年齢とともに筋肉は減っていきます!

 

“骨格筋は常に合成と分解を続けている”

一日の中で、

筋肉は増えたり減ったりしているのです。

 

“加齢に伴い食事による筋合成作用が低下する”

歳とっていくにつれて、

食事から筋肉を合成する能力が

無くなっていくのです!

 

“骨格筋量の減少が糖尿病の発症リスクを増加”

そして、

筋肉量が減ってしまうと

糖尿病になる危険が増えてきます!

“年齢に関わりなく筋量の減少は死亡リスクを増加”

年齢に関係なく、

筋肉量が減ると、

死亡リスクが増えるのです!

 

“インシュリン抵抗性と筋たんぱく質の合成”

若い人は、インシュリンにより、筋肉が作られるのですが、

高齢者はインシュリンが出ても

筋肉は作られないのです。

高齢者は、

運動しないと作られないのです。

“加齢に伴いロイシンに対する抵抗性が発生する”

ロイシンという必須アミノ酸が、

キーワードになります。

 

“血中ロイシン濃度の増加が筋肉の合成速度を決定する”

ロイシンを摂取すると、

mTORC1が活性化して、

筋肉が作られます。

“まとめ”

筋肉量を維持したり増加するためには、

必須アミノ酸が充分に含まれた食事をすることと、

運動することが大事なのです。

立命館大学スポーツ科学部

教授・藤田聡先生

ありがとうございました。

筋質点数を導入しました!

第6回

スーパーダイエット合宿プラン

《MANZAP》

本日無事に終了しました。

ご参加くださった皆様、

ありがとうございました。

破風岳の山頂から見た風景は最高でした。

皆様の

夏の思い出になれば幸いです。

さて、

毎回MANZAPでは、

初日と最終日に体組成測定を行っているのですが、

今回から内容を少し変更しました。

従来あった項目のうち、

「体内年齢」と、「基礎代謝量」を無くしました。

新たに加えた項目が、

「筋質点数」です。

トレーニング効果の指標として、

体組成の数値の変化を観察していくのですが、

今までは、

筋肉量(除脂肪量)が増えて、体脂肪率が減るのが良い!

と、されてきました。

昨今、

研究が進んでいく中で、

今まで良いとされていた指標が、

あまり意味をなさない事実も出てきました。

「筋肉量を増やして、基礎代謝をUPしましょう!」

という文言を、よく耳にすると思いますが、

基礎代謝量が多いことは本当に良い事なのでしょうか?

筋肉量が多い60kgの人と、

体脂肪が多い60kgの人とは、

基礎代謝量は同じです。

要は体脂肪が増えても、

基礎代謝量は増えるのです。

逆に、

ダイエットに成功して体重が減れば、

基礎代謝量も減ることになるのです。

なので、

基礎代謝量を項目から外しました。

最近の研究で、

トレーニングによる筋肉量と筋肉点数の変化

が出ているのですが、

30代の女性でみると、

トレーニングを続けると、

3ヶ月の間に筋肉量が減少していることがわかります。

筋肉量は多いに越したことはないと思いますが、

運動効果として筋肉量が減少していく事もあり得ると考えると、

MANZAPでも、

指標を変えていく必要があると思います。

そこで採用したのが、

「筋質点数」です。

運動直後から筋質点数が上がっていますね。

要は、同じ重量の筋肉でも、

質が高い筋質と質の悪い筋質があるのです。

例え筋肉量が増えたとしても、

それが質の悪い筋肉だったら何もならない!

この指標は、

MANZAPの効果を比べる上でも、

非常に良いので採用しました。

今回、参加した皆さんも、

初日と最終日では、

「筋質点数」が、一気に上がりました。

常に新しい情報を皆様にお届けしていくことが、

MANZAPの使命だと思っています。

 

MANZA SUMMER CAMP 2019

雨にも負けず!

風にも負けず!

痛みにも負けず!

「もう走れない、無理だ、やめよう。」

という自分と、

「まだ走れる、負けない、最後まで走りぬくぞ!」

という自分と向き合う大切な時間。

調子が良い時もあれば、悪い時もある。

今日、出来なかった事は、

また明日チャレンジすればいい。

大切なことは、

出来なかった原因を明確にすること。

それが、

体力的な問題、体調の問題、身体機能的な問題、メンタル面の問題なのか?

反省点は、しっかり克服して、

また次につなげて行けば良い。

さて、

スポーツ競技について回るのが、

スポーツ障害です。

特に、

学生スポーツの世界では、

練習時間が少ないため、

どうしても技術的な練習に

殆どの時間を割いてしまい、

フィジカル面の強化が、不足していることが多いのが現状です。

どのスポーツでも、

パフォーマンス向上や障害予防を目的として、

補強トレーニングを行っているのですが、

ただベーシックな筋トレを

こなしているケースが多く、

実際の競技には役に立っていない!

今日は、

ランニングのパフォーマンス向上を目的とした、

一つ上をいく為の

補強トレーニングの指導をしました。

短い時間でしたが、

今日教えたことが

少しでもプラスになれば幸いです。

それにしても、

公立高校の部活で、

こんな素晴らしい環境で

合宿をさせてくれる所は滅多にないと思います。

先生に感謝ですね!

泣いても笑っても、

あと二日!

みんな、頑張れ!

積極的休養!

朝のお散歩。

今日は、女子アスリートの休養日。

川辺でのんびりしたり、

ウサギと戯れたりして

リフレッシュしています。

アスリートが結果を出して行くためには、

練習やトレーニングが重要なのは言うまでもありませんが、

休養も大切な要素になります。

昨今、

“積極的休養”という言葉が

よく言われるようになってきました。

ただ、何もせずに休むのではなく、

損傷した部位や消耗してしまった組織などを

積極的に回復させることを言います。

マラソンなどの

長距離ランナーに多く起こる障害は貧血です。

マラソンや競歩は、

長時間にわたり、足裏に衝撃を与え続ける競技とも言えます。

足の裏には多くの血管があるのですが、

そこを血液が通るときに、

衝撃で赤血球が破壊されてしまうのです。

昨日まで、

ハードな練習をおこなってくいた二人の女性アスリート。

実際に、

二人の血液の状態がどんな感じか見てみました。

こちらが、

1500mと3000mをやっている選手の血液。

半分以上の赤血球が潰れていました。

今日は走っていないので、

昨日までのダメージからまだ回復出来ていない状態です。

そしてこちらが、

競歩の選手の血液。

こちらの方が、

まだ良い感じがします。

やはり、

競技特性として、

競歩の方が足裏にかかる衝撃が

少ないのかもしれません。

一度壊れてしまった赤血球は、

再生する事が出来ず、

体外に排出されてしまいます。

ですので、

栄養補給を怠ると深刻な貧血になってしまいます。

では、休養日に何をするべきか?

加圧サイクルを使い、

造血と損傷してしまった組織の修復を促しました。

加圧サイクルトレーニングは、

トレーニング目的に使用するだけでなく、

疲労回復目的や

怪我の回復を早める事にも効果を発揮します。

加圧をしながら、

戯れ合う二人!

競技を離れれば、

普通の女子高生ですね(^^)

高地トレーニング合宿

標高1800mの万座温泉には、

多くのアスリートが

高地トレーニング合宿を行います。

このGW期間中も、

試合を一週間後に控えた、

某高校&中学生の陸上チームが合宿に来ていました。

今回、監督からのご依頼で、

全体への講義と、個々へのアドバイスをさせて頂きました。

中高生アスリートを見ていて、いつも思う事は一緒です。

ズバ抜けた才能を持っている選手はたくさんいるのですが、技術的な練習に殆どの練習時間を割いてしまい、コンディショニングや、ベースのアップを行なう時間が無く、結局、怪我をして結果が伴わないケースが多いのです。

こう行った面を変えていかないと、

学生スポーツから良い選手は育たないと思います。

難しい問題です。

答えは、速筋繊維!

《MANZAP》成功の要因!

もう一つは、

速筋線維です。

今回の参加者は

10名(男性4名、女性6名)でした。

その、

半数以上の方の筋肉量が増えて、

体脂肪率が減少しました。

女性は、7.5cm、6.8cm、6.2cm、5.4cmと、

大幅に腹囲が減少した方もいらっしゃいましたし、

筋肉量が500g以上増えた方もいました。

男性の中には、

腹囲が4cm減少して、身長が伸びた方もいらっしゃったり、

筋肉量が1kg以上増えた方もいました。

これらの結果は、

通常ですと、

スポーツクラブなどに週3回ペースで通い、

筋トレや有酸素運動を

しっかり1〜2ヶ月継続した数字です。

筋肉には、大きく分けて

速筋線維と遅筋線維があります。

速筋線維は、瞬発力を使うような場面で働き、白筋とも言われ、白色をしています。

遅筋線維は、持久系の運動時に働き、赤色です。

普段、皆さんが日常生活で使っている筋肉は遅筋線維で、速筋線維はほとんど使われることがありません。

現在、社会問題になっている

ロコモティブシンドロームやサルコペニアなども、普段使うことのない、速筋線維が減少していくことが原因なのです。

また、ダイエットをするにも、この速筋線維は重要な鍵を握っています。

体脂肪を燃焼していくには、

《運動強度60%の有酸素運動が有効である。》

というのが、

定説になっているのですが、

実際には、これを続けていても、

なかなか思い通りに痩せられない方が多いのではないでしょうか!

なぜならば、

有酸素運動をしていても筋肉量が増えて来ないからです。

むしろ速筋線維については、減少している場合が多いのです。

筋肉の細胞内には、多くのミトコンドリアが存在します。

ミトコンドリアは、蓄えられた糖質や脂肪などをエネルギーに変換する製造工場です。

これが、筋肉とともに失われてしまえば、エネルギーに変える効率が下がり、糖質や脂肪が余ったままになってしまいます。

ミトコンドリアを増やしていく方法の一つが乳酸を溜める事です。

例えばハードな筋トレを行い、速筋線維を鍛え増やすことが近道なのです。

ただし、

今回の参加者は、ご年配の方や、普段あまり運動をしない方が多かったので、いきなり瞬発系の運動をさせるのは難しいのです。

では、どうするのか?

それは、トレーニングで遅筋線維を使い果し、速筋線維を引っ張りだす手法です。

速筋線維は、火事場のバカ力のように、いざという時にしか出てきません。

ですから、

一般の方が、多少、筋トレを行ったとしても、

使われるのは遅筋線維で、

速筋線維を使う事は、なかなか出来ないのです。

ところが、運動などで、遅筋線維が疲れ果てて働かなくなって来ると、速筋線維が助けに来るのです。

今回の参加者の皆さんが悲鳴を上げた、

《空気椅子スクワット》

90秒×6セット

初日は、かなり辛そうですが、

翌日は、同じセット数を行なっても、

さほど辛くない!

皆さん、神経筋の活性化が起きて、

どんどん若返って行きました。

同時に、ミトコンドリアも活性化して、

体脂肪をエネルギーに変換できるようになり、

空腹感が抑えられるようになって来ました。

最終日には、

プライオメトリクス系の速筋線維を動員するトレーニングも行いました。

例えば、

子供の頃に当たり前のようにやっていた、

《ケンケンパー》や《スキップ》。

もう、そんなの何十年もやってない!

実際にやってみたら難しかった!

こんな機会が無ければ、

一生やらないで終わったかもしれない。

子供の頃、遊びでやっていた事が、

実は健康を維持することやアンチエイジングに、役に立つことを体験して頂きました。

「家に帰ってからも、トレーニングを続けています!」

との、嬉しいお知らせも頂いています(^^)

皆さん、

これらも頑張ってくださいねー。

応援しています!

祝・MANZAP開講!

スーパーダイエット合宿プラン

《MANZAP》

本日開講しました。

全国から10名の方が集まりました。

遠方の京都から参加して下さったお客様もいらっしゃいました。

感謝です!

15:00

まずは、全体説明!

お客様の期待と不安が交錯している感じです。

15:20

体位・体組成の計測。

ソマチッド観察(血液観察)を行いました。

自分の血液を顕微鏡で見るのは、

初めての方が多かったので、

皆さんとても驚かれていました。

MANZAPの初日は、

座学が中心になります。

16:00

最初の授業は、

万座温泉日進館・女将&若女将の『温泉講座』

万座温泉に秘められたパワーや、

温泉の安全で効果的な入り方を学びました。

若女将の珠羽ちゃんも、

堂々と講師を務めていました。

16:30

二時間目は、

宮田先生の『ケイ素塾』

人間の生命維持には欠かせない《ケイ素》というミネラル。

この万座温泉は、ケイ素の宝庫と呼ばれています。

そのケイ素を効果的に体内に取り入れることで、血液から細胞すべてが活性化していきます。

17:00

私の『健康講座』

体重や体脂肪を減らして行く為の運動や食事について、お話しさせて頂きました。

18:00

講義の後は、夕食です。

日進館はバイキング方式なのですが、

先程学んだことをしっかり頭に入れて、

上手にセレクトしていました。

血糖値を急激に上げない食事がポイントです。

こういった食事が普段から出来ていれば、

まず生活習慣病にはなりませんね。

さぁ、

明日からは、実際にエクササイズを行なっていきます。

皆さん、楽しんで頑張りましょう^ ^

そして、今日の午前中は、

平成最後の健康プログラム

「体が甦る!奇跡のエクササイズ」でした。

こちらで、

健康プログラムの講師を始めたのが、

2016年4月18日でしたので、

丸3年にもなりました。

今日は、

そういった意味でも節目の一日でした。

次回は、令和元年5月2日〜5日になります。

これからも、皆様の健康維持に有益な情報を提供していきますので、よろしくお願い致します。

MANZAPに秘められたパワー①

この度は、スーパーダイエット合宿プラン《MANZAP》に興味を持って下さり、

ありがとうございます。

私は長年、運動指導者として様々な方に向けて、様々な場所で運動指導をしてきましたが、

万座温泉のように好条件が揃っている場所はありませんでした。

 

このプランは、

約四年前から構想を練ってきましたが。

今回、万座温泉日進館の協力の元、実現に至りました。

是非この機会に多くの方に参加して頂き、

皆様の健康維持に少しでもお役に立てて頂ければ幸いです。

万座温泉は、ダイエットやアンチエイジング、健康増進を目指すには最高の環境が揃っています。

標高1800mに位置する万座温泉には、高地トレーニングをする為に、多くのスポーツ選手やアーティストが合宿に訪れています。

最近はブームもあり、ダイエットを目的としたジムが全国に広がっていますが、そこでも、低酸素室を作り高地トレーニングを採用している施設が増えてきています。

◾️高地トレーニングの効果、狙いとは何か?

高地トレーニング(低酸素トレーニング)によって、ミトコンドリアを活性化し、増やすのが一つの目的です。

ミトコンドリアはエネルギーの製造工場です。

体に蓄えられた脂肪や糖質をエネルギーに変換する役割を担っています。

ミトコンドリアが糖質や脂肪をエネルギーに変える時に、大量に酸素を必要とします。

低酸素下でトレーニングする事により、ミトコンドリアが自発的に酸素を取り込もうとする力に目覚めて活性化し、増えてくるそうです。

一つの細胞の中に3~400個くらいのミトコンドリアがあるとのことですが、老化と共に機能が低下したり数が減っていくそうです。

こうなると充分にエネルギーを作り出すことができなくなり、

疲れやすくなったり、脂肪や糖質が蓄積して肥満や生活習慣病の原因になります。

また、免疫抵抗力が低下し様々な疾患を引き起こす原因にもなります。

ミトコンドリアが増えて活性化すれば脂肪や糖質の燃焼効率が高まり、

多くのエネルギーを作り出すことができますので、

体力も向上し活力ある生活ができるようになります。

ダイエットやアンチエイジングに限らず、

健康な体を作っていくには、

このミトコンドリアを活性化したり増やして行く事が重要なのです。

ミトコンドリアを増やす方法はいくつかあるそうですが、

例えば、

《極寒地に身を置く》、

《断食など飢餓状態を作る》、

《高強度インターバルトレーニング》など「乳酸」を溜めるなど。

どうやら肉体が危機的状況に追い込まれた時に活性化するという事が推察できます。

そんな中、一番現実味があり無理なくできる方法が高地トレーニングではないでしょうか!

高地(低酸素下)で行う運動はかなり有効だと思います。

耳鼻科に行ったら腰痛が治った!

ぜせい秋の創造セミナー2018、二日目。

私も、3クラスを担当させて頂きました。

【1クラス】12:45〜13:30は、

講義を中心に、運動や健康に対する情報をお伝えしました。

【2クラス】16:30〜17:45は、

実際に体を動かす実技のプログラム。

ここでは身体機能を改善するエクササイズを紹介しました。

【3クラス】21:00〜21:30では、

皆さんの質問にお答えしながら個別の症状やお悩みに対しての、方向性やプチ運動指導を行いました。

6月から、毎月、宇佐神クリニックで健康教室を行っているのですが、毎回皆勤賞で参加して下さっている槐啓一さん(91歳)

現在も現役で農業をされているのですが、農作業中に腰を痛めて以来、ずっと腰痛に悩まれていました。

宇佐神クリニックでの健康教室に毎回参加してエクササイズを習ってから、腰痛が消えてしまったと喜ばれていました。

今回は、その体験談を皆さんの前で発表して下さいました。

こう言った方の体験談ほど、説得力のあるものはありません。

「耳鼻科に行ったら腰痛が治った!」と、槐さん。

名言を残して下さいました。

会場からも大きな拍手が起こりました!

槐啓一さん!

これからも頑張って下さいね!

ありがとうございました!

そして、

今回、お部屋が一緒になった、

田中一男さん(93歳)

重度の変形性腰椎症で、右脚に痛みとシビレがあり、車椅子でセミナーを受けていらっしゃいました。

毎年、このセミナーは楽しみに参加しているとのことでしたが、昨年から車椅子で参加しているとの事でした。

整形外科では「もう手術しても治らない。」と、サジを投げられた状態で、田中さんも半分諦めていらっしゃいました。

しかし、奇跡は2クラス目に起きました!

ジャーン!

車椅子から立って歩けるようになったのです。

田中さんが、

どこにも手を付かず立ち上がった瞬間、

会場からは割れんばかりの大拍手!

皆さまからの祝福に、

とても嬉しそうでした(^^)

立てるようになってからは、

セミナー会場にも車椅子を使わずに歩いて来ていました。

車椅子君、今まで有り難う!

これからは別の方を支えて下さいね。

私のブログをいつも読んで下さっている皆様は、「またか!」と、あまり驚かれないかもしれません。

田中さんが、93歳というご高齢にもかかわらず、正しく動かせばすぐに立てるようになるんだ!という証明して下さった事は、本当に価値があります。

その後、部屋に帰ってからも、手を使わずにベッドから立つトレーニングを続けていました!

田中さん!

これからも頑張って下さいね。

また新たなご縁にも恵まれ、

北アルプスの大自然の中で、

楽しい時間を皆さんと共有する事が出来ました。

ご参加下さった皆様、

本当に有り難うございました。

バランストレーニングの重要性

現在、

介護認定を受けられている方は、

全国で約600万人いると言われています。

こちらは内閣府の資料ですが、

年々、介護人口が増えて行っているのがわかります。

最新の情報で、2014年までしか載っていませんが、2014年で、591万人ですね。

先日、アメリカスポーツ医学会のセミナーを受けに行って来たのですが、高齢者の運動不足による体力低下がサルコペニアやフレイル(虚弱)を引き起こし、様々な疾患や介護が必要になるような状況を引き起こしているというデータを二日間に渡って勉強して来ました。

私も普段、高齢者と接する事が多いのですが、その中で感じている事として、一番怖いのが転倒です。

転倒して頭部を挫傷したり、大腿骨を骨折するケースがとても多く、この転倒した日を境に、一気に体力が低下してしまい、二度と自分の足で立ち上がる事のないまま人生を終える方が多いのです。

普段の運動習慣がこれらを予防するには一番良いのですが、なかなか定着しないのが現状です。

運動習慣がある方は、人口の約20%。

単純に、体力向上や健康維持の為の運動は、つまらないので続きません。

スポーツとして楽しみながら、運動を続けている高齢者はとても元気ですね。

この差は本当に大きいのです。

今、写真で紹介している男性(80歳)は、太極拳を趣味で続けられているのですが、さらなる進化を目標に私のパーソナルトレーニングを受けられています。

こういった方は、将来、介護になる事はまずありません。

正直、現在の40代〜50代よりも身体機能が優れていると思います。

バランスボールを使ったトレーニングは、バランス感覚は元より、自分が普段意識して動かす事が出来ない筋肉群や神経系、脳に至るまで、短い時間で活性化することが出来ます。

激しい運動ではない為に、心肺機能の低下している方や、内疾患のある方でも、比較的安全にできる運動です。

ボールを使う特性上、種目によっては転倒や打撲等の危険もありますので、指導者の元で正しいエクササイズを行う必要はあります。

バランス感覚やバランス筋群、反射神経系を活性化する事で、日常生活での転倒防止にも繋がり、運動能力、筋力や柔軟性、体力全般を向上してサルコペニアやフレイルを予防する事も出来ます。

医療法人 宇佐神クリニック院長

宇佐神正海先生(87 歳)も、

バランスボールでのトレーニングを日常生活に取り入れています。

一人でも多くの方が、他者の力を借りる事なく、思い描いた人生を全うされる事を願っています。

目標!サンティアゴ巡礼③

サンティアゴ巡礼の旅に出るには、

現地の情報や知識を得る事も重要です。

日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会

という団体があるのですが、

サンティアゴ巡礼を希望している方に向けて定期的に説明会を開催しています。

泰子さんも、先日、説明会に参加して色々と情報を得て来たそうです。

変形性股関節症を克服する為に、今年の2月からトレーニングを開始し徐々に痛みも少なくなって来ました。

7月には、

万座温泉の遊歩道を

約一時間歩き続けることができました。

次の目標は、

10月の万座合宿で、

熊四郎山の展望台に登ること。

それに向けて、

区のスポーツ施設などでマシンを使ったウェイトトレーニングを開始しました。

高齢者や障害を持たれている方が、リハビリやリコンディショニングを行うのに、やはりマシントレーニングは、かなり有効です。

「膝に負担がかからないから水泳が一番良いんだ!」と、

プールにしか行かない方が多いのですが、こういった方が、介護生活になってしまうケースが非常に多いのです。

水泳もしっかり泳げば心肺機能も向上しますし、様々な運動効果が得られます。

ただ、膝に負担がかからないというのが大問題なのです。

運動の目的で一番重要なのは、脊柱や、腰、脚などの関節に負担をかける事なのです。

特に骨は、重力をかけて運動をする事で、骨密度が上がって行きます。

こういった骨格筋に重力をしっかりかけた運動やウェイトトレーニングを行わなくなってしまった事で、骨粗相症が増えて来ているのです。

医師からは人工股関節手術しか方法はない!と告げられても、その言葉に屈する事なく筋力トレーニングを約7ヶ月続け、目覚ましい成果が出て来ました。

以前は、ご家族も早く人工股関節手術をするように勧めていたそうですが、今は全く言わなくなったそうです。

こういった事例を作って行くことが多くの高齢者の希望になると思います。

ご自身の努力で障害を克服し、17年前から抱き続けて来た壮大な夢に向かって突き進んでいる姿に、いつも感動をもらっています。