滝行の境地

今日は、

午前中のレッスンと

午後のレッスンの間が空いたので、

万座川の上流で、

滝行をしました。

これは、

やった人にしか分からない世界。

滝に打たれると、

その衝撃で、

立っているのがやっとの状態。

水の重さに潰されて、

体が徐々に沈んで行きます。

呼吸も困難になり、

溺れて窒息するのではないかという恐怖が襲って来る。

ところが、

ある瞬間から、ふっと軽くなって来て、

呼吸も安定し、

体も自然体で立てるようになるのです。

時間にして、

5分くらいでしょうか。

寒さも感じなくなり、

とても心地良い状態になるのです。

何時間でも続けて行ける感じです。

あくまでも私の主観ですが、

滝行の境地を説明すると、

容赦なく襲い掛かって来ていた水が、

時間とともに、

自分を守ってくれるようになる。

包みこまれている。

これが「自然と一体になる」

という事なのではないでしょうか。

機会がありましたら、

是非とも体験してみる事をオススメします。

きっと大きな変化が現れるでしょう。

 

牛に引かれて〜布引観音温泉

信濃四大伝説の一つ。

「牛に引かれて善光寺参り」

布引観音・布引山釈尊寺に参拝しました。

元々、

全く予定もしていなかった参拝なのですが、

いつも行っているカフェが閉まっていた為に、自然に導かれて、

来させて頂く事になりました。

布引観音の伝説を読んでみると、

やはり導かれて来たのだなぁ〜と思いました。

「牛に引かれて善光寺参り」

信濃国に性根の悪いお婆さんが住んでいた。 

ある日、川で布を洗濯していたところ、一頭の牛が現れて角で布を引っかけ走り出した。お婆さんはその牛を追いかけ、善光寺まで来てしまった。

日が暮れて牛が入っていったお堂にお婆さんも入ってみると、光明に照らされて、牛のよだれが「牛とのみ思いすごすな仏の道に 汝を導く己の心を」と読めた。

するとお婆さに菩提心が芽生え、すっかり信心深い人間に生まれ変わってしまった。 

後日、近くの観音堂を詣でると、堂内の観音様に牛にさらわれた布がかけてあった。

それを見たおばあさんは、牛と思ったのはじつは仏様の化身と知り、ますます善光寺への信仰を深めて往生を遂げた。 

この牛に化けていた観音様が

布引観音だったということです。

この断崖絶壁に建てられた観音堂を参拝するには、

険しい山道を15分くらい登って行かなければなりません。

登山口には、

杖が用意されています。

登山道は階段に整備されているのですが、

一段一段がかなり高く、

勾配もキツめです。

途中には、

善光寺穴や二段滝など、

風光明媚なポイントがいくつかあり、

とても楽しめます。

10分くらい登ると、観音堂の入口がありますが、ここは封鎖されていて、ここから登る事は出来ません。

それにしても、観音堂はまだまだ遥か上です。

不動滝まで来ると、

光のシャワーが舞い降りて来ました。

神の祝福ですね〜。

感謝!

釈尊寺の境内に到着。

本堂の目の前に観音堂が見えます。

奥は浅間山です!

境内をグルッと回って、

岸壁のトンネルをくぐります。

トンネルを抜けると、

観音堂が現れます。

それにしても、よくこんな場所に建てられたなぁ〜と、

日本の古来からの建築技術に感心してしまいました。

こちらに

伝説の牛に化身していたと言い伝えられている

布引観世音が鎮座しています。

中から、先程の本堂が見えます。

ここから断崖を見下ろすと、

かなり、すくみます!

勇気を出して、前まで来ました!

皆さん、

見えますか〜?

ここで〜す(^^)

さて、無事に参拝を終えた後は、

布引観音のパワーを引き継いでいる

布引観音温泉に寄らせて頂きました。

入口の前には、

飲泉所があります。

手前が温泉、奥が深層水です。

温泉は塩化物泉

深層水は、柔らかく本当に美味しい水でした!

浴槽は、3つ。

源泉掛け流しの熱めとぬるめ、深層水を引いた水風呂があります。

天然温泉と天然深層水の温冷浴を楽しめます。

だ〜〜れもいない温泉で、

のんびりとした時間を過ごす事が出来ました。

桜は咲き始めたものの、

寒い日が続いていますので、

皆様、

体調管理には充分お気をつけくださいませ。

心頭滅却火自涼!【後篇】

万葉公園の「文学の小径」は、

この渓流沿いにあります。

川のせせらぎを聞きながら、と言いたい所ですが、かなりの激流です。

この激流に身も心も洗い流され、マイナスイオンをたっぷり吸収して本当に気持ち良かったです!

実は天気が心配なのです。

台風25号の影響で、今日は雨予報。

なんとか持って欲しいと思います。

左側には、

狸福神社が見えて来ました。

さて、

目の前に目的地が現れた来ました。

足湯 独歩の湯です!

さぁ、皆さんの嘆きの声が徐々に聞こえてくる感じ。

「どうせ、そんな事だろうと思った!」

こちらは、風水を考慮して日本列島の形に配置された、それぞれ効果が異なる9つの足湯があります。

難行苦行前のウォーミングアップには最適ですね。

例えば、この“平静の湯”は、

イライラや心の病に効く湯だそうです。

では、早速!

こんな感じです!

気持ちいい〜〜〜〜(^^)

「えっ?全然修行になってない!」ですって?

この次が大変なのです!

こちらは、“肝目の湯”

めっちゃ痛い!

丸く模られた石が強烈に足裏のツボに食い込みます!

これは、かなり効きま した!

修行は厳しいですねー。

空模様を気にしながら、

修行を続ける筆者。

おっと!

雨が降って来ました!

急がないと。

それでも何とか9つの足湯を制覇しました!

イェイ^ ^

独歩の湯の詳しい情報はコチラです。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

足湯 独歩の湯

ここで雨足が急に強くなって来てしまいました。

雨に濡れて風邪でもひいてしまったら元も子もありません。

仕事にも影響が出てしまいます。

う〜〜む、残念!

泣く泣く滝行は中止する事にしました(・・;)

中止を決断するのも勇気が必要ですね。

これも修行なのかもしれません。

台風25号が通過する地域の皆様、

正しい情報を得て、

決して無理をしないようにして下さい。

被害が出ない事を祈っています。

 

 

心頭滅却火自涼!【前篇】

心頭滅却すれば火もまた涼し。

心の持ち方ひとつで、

いかなる苦痛も苦痛とは感じられなくなること。

煩悩を捨て去りこの境地に至るのは、

並大抵の事ではないであろう。

しかし、

男としてこの世に生を受けたからには、

やらなければならない事もある!

様々な修行の方法はあるが、

代表的な一つが滝行。

自分の中にある煩悩を打ち砕く為に、

今回、

私が修行の場に選んだのは湯河原。

という事で

JR湯河原駅にやって来ました!

なんと、駅前には

足湯ではなく「手湯」がありました(^^)

まさか、

これを滝行にする訳がありません!

しかし、なるほど!

手湯も意外に気持ち良かったです。

腹が減っては戦はできぬ。

まずは腹ごしらえ!

湯河原の名物と言えば、

たんたんたぬきの坦々やきそば!

むかしむかし、

弓で撃たれたタヌキが、

怪我を癒すために湯河原温泉を見つけたそうな!

ホンマかいな?

この伝説に引っ掛けて、湯河原名物として、坦々やきそばを作ったそうです。

たんたんたぬきの坦々やきそば公式HP

食事を済ませ奥湯河原の方向に歩を進めます!

千歳川の辺りを、

ずっと上流へと進んで行きます。

歩く事、約30分。

不動滝に到着しました。

目の前に、

落差15mの滝が現れました。

ここは修行の場ではないのですが、

不動滝の左側には身代わり不動尊、右側には出世大黒尊が祭られています。

修行に入る前に、

ご挨拶をさせて頂きました。

気合いが入って来ました!

ここからまた駅の方向に若干戻り、

目的地である万葉公園に向かいました。

万葉公園に到着しました。

タヌキさんがお出迎えしてくれました。

万葉 の歌碑

「足柄の土肥の河内に出る湯の世にもたよらに子ろが言はなくに」

この歌は万葉集の中でただ一首、湯河原温泉を詠ったものだそうです。

 

文学の小径を進んで行きます。

まずは、このトンネルを抜けるのですが、

トンネルを抜けると………、

そこは滝だったのです!

【つづく】

夏真っ盛り!

今年も、一番好きな季節がやって来ました!

万座温泉は花盛りです!

日進館の周りをお散歩すると、そこは、メルヘンな世界!

高山植物のルピナス

そして、高山植物の女王「コマクサ」

今年は、暑かったせいか、いつもより咲く時期が早いようです。

今年もお目にかかることが出来ました!

日進館の周辺を散策すると、そこは、メルヘンの世界。

東山魁夷の絵を見ているような「牛池」

まるで鏡のようです。

トトロが出てきそうな感じです。

この季節の露天風呂は最高です。

雑誌やテレビの日本の名湯ガイドのどれを見ても、

必ずベスト5位内に入っている「万座温泉日進館の「極楽湯」

日本全国から、この湯を求めて多くの方が訪れますが、

我が家の風呂のように、毎日入っている私は本当に幸せです。

皆さまも、都会の喧騒を離れて、

大自然の恵み包まれてみてはいかがでしょうか?

太陽と大地の力

タイトルを変えましたが、

昨日の続きです。

薬師の湯に到着しました。

今回は、ここには入りませんでした。

近くに薬師の湯の足湯があります。

さらに、源泉が出る洗い場があるのです。

何という贅沢!

どちらかといえば、

観光客よりも地元の方が使っているのではないでしょうか。

こんな素晴らしい源泉を自由に使えるなんて、何という幸せ!

ここに住んだらみんな健康になってしまいますね。

街中に、この様な洗い場が13ヶ所もあるそうです。

温泉とともに生きてきた街という感じですね。

そして、もう少し坂を上った所にある「石湯」に入ってみることにしました。

ここにも入口には、飲泉所があります。

これまで紹介して来た3ヶ所の外湯「大湯」「薬師の湯」「石湯」は、150円で入れます。

銭湯より安いですね。

「石湯」はこんな感じでした。

ちょっと温泉ぽい風情が感じられますね!

そして、もう一つのオススメスポットがこちら!

「ハレterrasse」

美味しい手作りジェラートのお店なのです。

とてもお洒落な雰囲気の店内で優雅にジェラートを味わう事が出来ます。

私は、チョコミントを頂きました(^^)

ご馳走様でした!

さて、最後に向かったのは、ちょっと規模の大きな総合温浴施設です。

日帰り温泉「あいそめの湯」

こちらにも入口前には足湯があります。

中も、広々として大浴場や露天風呂、岩盤浴など充実しています。

レストランやお土産なども売っているので長時間のんびりと過ごす事が出てきます。

写真は撮れなかったので、スイマセン。

なお、こちらの施設には「福祉風呂」があり、障害を持たれた方も入浴出来るようになっていました。

どなたも入っていなかったので、見学の許可を頂きました。

脱衣所まで、車椅子で入られるようになっていて、トイレや簡易ベッドもありました。

浴槽や洗い場もしっかりした手摺りがあり、

介助する方にも使いやすい仕様になっていました。

お体に不具合がある方にこそ、

この良質の温泉に浸かって頂きたいので、

本当に素晴らしい施設だと思いました。

さて、なぜ、別所温泉が「七苦離」なのか!

調べて行くと、ここは太陽と大地の聖地温泉と言われている事もわかりました。

夏至の太陽の光は信濃国分寺を通り「大地」を御神体とする生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)、泥宮を通って、背後に山を抱いた別所温泉へと導かれ、太陽エネルギーが集約され、環境学・風水的に「龍脈を背負い、その中心である龍穴に位置する」理想の地形に存在し大地のパワーを蓄えているそうです。

詳しくは、

太陽と大地の聖地「別所温泉」HP

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

http://www.bessho-onsen.jp

ここまで知ってしまうと、やはり生島足島神社に行かないわけには参りません。

ということで、参拝して参りました。

この報告は、また後日!

七苦からの離脱法

今日は、信州最古の温泉と言われている別所温泉にやって来ました。

かつて日本武尊が7ヶ所に温泉を開き「七苦離の温泉」と名付けた伝説から「七久里の温泉」と呼ばれています。

人間の宿命とも言うべき七苦から離れられるという有り難い温泉です。

七苦とは、生、老、病、死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦の事です。

最近、私の周りの人も、道行く人も、みんな苦しそう。

一生懸命に生きて行く事は良い事だと思います。

でもその生き方や境遇が苦しかったら、あまり良いとは言えないのです。

一生懸命やって良い結果を出す事と、苦しんで良い結果を出す事とは違うんです。

苦しまずに楽したって良い結果は出せるのだと私は思っています。

「今は、ノンキに温泉になんか浸かっている場合ではない!」

な〜〜んて言っている方には、是非、読んで頂きたいのです。

別所温泉には、公共浴場が三ヶ所ありますが、

ここは、そのうちの一つ、「大湯」です。

中の雰囲気は普通の銭湯といった感じです。

泉質は、単純硫黄泉。飲用にも適しています。

別所温泉や戸倉上山田温泉は単純硫黄泉なのですが、とにかく発汗作用が凄いです。

そして体が芯まで温まり、入浴後も湯冷めしません。

湯冷めどころか、しばらく汗が止まらない状態になります。

当然、喉も渇きますので、温泉を飲みます。

少し硫黄の臭いがしますので、

苦手な方もいらっしゃると思いますが、

このサイクルを繰り返すことで、体液が入れ替わりかなりのデトックス効果を実感できます。

そして、善光寺とセットでの参拝が推奨されている北向観音があります。

善光寺が来世の利益、北向観音が現世の利益をもたらすということで善光寺のみの参拝では片参りになってしまうと言われています。

そして、こちらの手水舎も温泉でした。

冬場に神社仏閣を参拝する際、冷たい水でお清めするのは辛いですが、温泉だと寒い日でも心地良いですね(^^)

作法で口をゆすぐ時も飲んでしまいそうです。

ななくりの湯にやって来ました。

こちらには足湯と、湯かけ地蔵さんがいらっしゃいました。

しっかりと源泉をお地蔵さんにおかけして、お参りさせて頂きました。

やはり、七苦離(七苦からの離脱)は大事ですから、有り難く足湯にも浸からせて頂くことに致します。

これがまた、気持ち良いのです。

本当にいいお湯ですねー。

写真では、なかなか伝わらないのが残念ですが、皆様にも、強く強く別所温泉をオススメ致します。

数々の伝説が残されている別所温泉。

この地に降り立った時から、ここには何かがある!と感じていたのですが、

この後も、次から次へと色々な事を知る事になりました。

ここは、もの凄いパワースポットなのです。

やはり、今回も一回では伝えきれないので!

【つづく】

戸隠神社五社巡り①【宝光社】

実は、この記事を書きながら鳥肌が立っております。

私は宗教家ではありませんし、特定の宗派に入信もしていませんが、目に見えない世界が存在していて、その力が私の人生に大きく影響をしている事は確信しています。

今日は、二年ぶりに戸隠神社に参拝させて頂きました。

今回で3回目です。

過去、二回、参拝させて頂いた時にも、その後、様々なことが起きました。

仕事に関して言えば、停滞していた案件がスムーズに動き出したり、全く縁も所縁もない所から仕事の依頼が舞い込んで来たりと、自分の努力ではどうしようもない事がバタバタと起きました。

何でだろう?と、どう思い起こしても、戸隠神社に参拝したから!としか考えられないのです。

そして今回も参拝後に、一通の手紙が届いていました。

それは考えも及ばない所からの仕事の依頼の手紙でした。

もしかしたら、参拝していなくても届いたかもしれません。

でも正直に言って、そう思い込むにはどうしても無理があるのです。

さて、戸隠神社五社巡り。

最初の参拝は、【宝光社】です。

鳥居をくぐると杉の木に囲まれた石段を270段登ると重厚な社殿が現れます。

《御祭神》

天表春命(あめのうわはるのみこと)

《御神徳》

開拓、学問技芸、裁縫の神、安産の神、女性や子供の守り神

宝光社の右手に神道(かんみち)の入り口があります。

ここから、火之御子社〜中社〜九頭龍社〜奥社へと続く山道になっています。

火之御子社までは900m。

もちろん車で行く事も出来ますのでご安心ください。

写真ではわかりづらいのですが、かなりの登り坂になっています。

徒歩で回る場合には、登山をするつもりで参拝してください。

やがて火之御子社が見えて来ました。

ここを左に曲がると中社へと続きます。

【つづく】

白糸の滝

今日は、仕事の合い間に軽井沢の「白糸の滝」に行ってきました。

駐車場から、川沿いを登って行くと、すぐに滝壺が見えて来ます。

川の水も澄んでいて奇麗です。

浅間山の地下水がこの景観を作っているそうですが、素晴らしい風景に圧倒されました。

河川から流れてくる滝ではなくて、地面からすだれ状に湧き出て滝になっているのが、わかります。

かなり広い範囲のパノラマ風景なので、一つのフレームには収まりません。


こんなに幻想的な滝は見た事なかったです!


本当に白糸に見えますね。


マイナスイオンもたっぷり吸収しました。

軽井沢にお越しの際は、是非、お立ち寄り下さい。

とても心地良い空間です。

明日のブログの主役!

川上さんご夫妻と(^^)