心頭滅却火自涼!【後篇】

万葉公園の「文学の小径」は、

この渓流沿いにあります。

川のせせらぎを聞きながら、と言いたい所ですが、かなりの激流です。

この激流に身も心も洗い流され、マイナスイオンをたっぷり吸収して本当に気持ち良かったです!

実は天気が心配なのです。

台風25号の影響で、今日は雨予報。

なんとか持って欲しいと思います。

左側には、

狸福神社が見えて来ました。

さて、

目の前に目的地が現れた来ました。

足湯 独歩の湯です!

さぁ、皆さんの嘆きの声が徐々に聞こえてくる感じ。

「どうせ、そんな事だろうと思った!」

こちらは、風水を考慮して日本列島の形に配置された、それぞれ効果が異なる9つの足湯があります。

難行苦行前のウォーミングアップには最適ですね。

例えば、この“平静の湯”は、

イライラや心の病に効く湯だそうです。

では、早速!

こんな感じです!

気持ちいい〜〜〜〜(^^)

「えっ?全然修行になってない!」ですって?

この次が大変なのです!

こちらは、“肝目の湯”

めっちゃ痛い!

丸く模られた石が強烈に足裏のツボに食い込みます!

これは、かなり効きま した!

修行は厳しいですねー。

空模様を気にしながら、

修行を続ける筆者。

おっと!

雨が降って来ました!

急がないと。

それでも何とか9つの足湯を制覇しました!

イェイ^ ^

独歩の湯の詳しい情報はコチラです。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

足湯 独歩の湯

ここで雨足が急に強くなって来てしまいました。

雨に濡れて風邪でもひいてしまったら元も子もありません。

仕事にも影響が出てしまいます。

う〜〜む、残念!

泣く泣く滝行は中止する事にしました(・・;)

中止を決断するのも勇気が必要ですね。

これも修行なのかもしれません。

台風25号が通過する地域の皆様、

正しい情報を得て、

決して無理をしないようにして下さい。

被害が出ない事を祈っています。

 

 

心頭滅却火自涼!【前篇】

心頭滅却すれば火もまた涼し。

心の持ち方ひとつで、

いかなる苦痛も苦痛とは感じられなくなること。

煩悩を捨て去りこの境地に至るのは、

並大抵の事ではないであろう。

しかし、

男としてこの世に生を受けたからには、

やらなければならない事もある!

様々な修行の方法はあるが、

代表的な一つが滝行。

自分の中にある煩悩を打ち砕く為に、

今回、

私が修行の場に選んだのは湯河原。

という事で

JR湯河原駅にやって来ました!

なんと、駅前には

足湯ではなく「手湯」がありました(^^)

まさか、

これを滝行にする訳がありません!

しかし、なるほど!

手湯も意外に気持ち良かったです。

腹が減っては戦はできぬ。

まずは腹ごしらえ!

湯河原の名物と言えば、

たんたんたぬきの坦々やきそば!

むかしむかし、

弓で撃たれたタヌキが、

怪我を癒すために湯河原温泉を見つけたそうな!

ホンマかいな?

この伝説に引っ掛けて、湯河原名物として、坦々やきそばを作ったそうです。

たんたんたぬきの坦々やきそば公式HP

食事を済ませ奥湯河原の方向に歩を進めます!

千歳川の辺りを、

ずっと上流へと進んで行きます。

歩く事、約30分。

不動滝に到着しました。

目の前に、

落差15mの滝が現れました。

ここは修行の場ではないのですが、

不動滝の左側には身代わり不動尊、右側には出世大黒尊が祭られています。

修行に入る前に、

ご挨拶をさせて頂きました。

気合いが入って来ました!

ここからまた駅の方向に若干戻り、

目的地である万葉公園に向かいました。

万葉公園に到着しました。

タヌキさんがお出迎えしてくれました。

万葉 の歌碑

「足柄の土肥の河内に出る湯の世にもたよらに子ろが言はなくに」

この歌は万葉集の中でただ一首、湯河原温泉を詠ったものだそうです。

 

文学の小径を進んで行きます。

まずは、このトンネルを抜けるのですが、

トンネルを抜けると………、

そこは滝だったのです!

【つづく】