気合いのデッドリフト&ジャーク

万座温泉日進舘で開催している

スーパーダイエット合宿プラン

《MANZAP》

これまで、

下は20歳から、上は75歳まで、

幅広い年齢の方が参加してくださいました。

MANZAPは年齢による差別はありません。

20代だろうが70代だろうが、

同じメニューで同じ回数をやって頂きます。

(障害や傷病を持たれている方は別)

参加してみたいけれど、

かなりハードな合宿と聞いていて、

みんなに着いていけるか不安で、

参加を断念する方も多いです。

出来るか出来ないかは、

やってみなけりゃわからない!

「先生、オレも参加したいんだよ!山登りも好きだし、みんなと参加したいんだよ!でも脚がダメになっちゃったから………。」

と、いつも日進舘に来ていらっしゃる

ご常連の83歳の男性。

「だったら参加すればいいじゃないですか!

男だったらやればいいんです!

足の一本や二本どうなったっていいでしょう!」

どうやらこの言葉が、

男の魂に火を付けてしまったようです(^^)

MANZAPの来年の再開に向けて、

極秘トレーニングを開始しました。

今日は初日だったので、

軽めのメニューにしようと思ったのですが、

いきなり12kgのバーベルで、

デッドリフト&ジャーク

6レップ✖️3セットを完遂!

まさかここまで出来るとは

想像していませんでした。

「先生、オレ、若い頃は腕相撲、誰にも負けたことねーんだよ!」

そう言って、男はニヤリと微笑んだ😎

その目は、来年のMANZAPに向けて

メラメラと燃え上がっている!

恐るべし驚異の83歳。

大切なのは、ワクワク感!

一般的な高齢者のイメージ!

高齢者という言葉を聞くと、

皆さんはどんなイメージが浮かぶでしょうか?

そもそも高齢者の定義がわからないのですが、

年金を貰い始める年齢に達すると

高齢者だという意見が多いです。

現在、

新型コロナウイルスが蔓延していますが、

感染すると重症化しやすいのが高齢者だというのは、

いやというほど耳にしていることと思います。

あとは、

介護の問題もそうですし、

昨年の関西を襲った大豪雨の被害で、

犠牲になった8割の方が高齢者。

ですので、高齢者と聞くと、

弱者というイメージが浮かんでしまいます。

ところが最近では、

その概念を覆えす方が増えて来ました。

こちらの女性も、

初めてお会いした時は、

肩も上がらず、階段も降りるのも、寝返りを打つのも困難で、

ベッドからもなかなか起き上がれない状態でした。

 

このまま行けば、

介護街道まっしぐらのお決まりコース!

ちょうど二か月前にお会いして、

それから週一度の

筋力トレーニングを続けて行きました。

現在は、

腕に若干問題があるのですが、

それ以外、腰~膝~足首の問題は全て消え去り、

日常生活も

安心して過ごせるようになりました。

そして私が一番驚いているのが、

外見がどんどん若返っている事です。

今、どう見ても、70過ぎている女性には見えません。

 

これから、10年、20年と、

さらに若返っていったら、

世間の常識を覆えしますね。

秘訣としては、

トレーニングの効果を本人が実感して、

健康のために仕方なく続けるのではなく、

毎回ワクワクした気持ちで続けていく事が

大切なのです。

社会生活を維持する上で必要な職務

緊急事態宣言が発令されて、

様々な業種に休業要請が出されました。

その中でも、

社会生活を維持する上で必要な施設(職業)は、

休業要請の対象外という事で、

営業が許されています。

私の職場であるスポーツクラブは、

残念ながら休業要請の対象施設という事で、

4月9日あたりから休業している施設が殆んどです。

実は、

スポーツクラブは、

一部の高齢者にとって、

社会生活を維持する上で必要不可欠な施設なのです。

緊急事態宣言が発令されて、

2週間が過ぎましたが、

スポーツクラブに行けなくなってから、

体に不具合が出始め、

SOSの連絡が来るようになりました。

目的にもよりますが、

スポーツクラブが健康を維持する上で、生命線になっている方は多いです。

それを奪ってしまうということは、

コロナに感染するよりも

重大な問題を起こしてしまう可能性があるのです。

こうなれば、

自宅で運動療法を行うしかありません。

今、この記事も、

お客様のご自宅に向かう車内で書いています。

尚、

私の活動拠点の一つである、

プライベートジムFit Boxは、

オーナーが東京都に問い合わせた結果、

リハビリ等を行なっている方にとって、

社会生活を維持する上で必要な施設に該当する

という事で、

営業を続けています。

出来る限りの感染対策をしながら、

私も業務を続けています。

高齢者の筋トレ効果

最近は、

高齢者に向けたパーソナルトレーニングや、

グループレッスンでの

運動指導の機会が増えてきました。

運動指導の現場で10年くらい前までは、

60代〜70代前半あたりが高齢者という括りでした。

それ以上の年齢になると、

スポーツクラブやジムなどではトレーニングしなくなるのが通例でした。

ところが、

令和になってからは、

80代〜90代で筋力トレーニング行う方が増えて来たように感じます。

高齢者の多くが、

肩腰膝などの関節痛や障害、

内疾患などを抱えています。

それらを改善、もしくは予防していく為に、

運動は不可欠なのです。

ところが、

ほとんどの方が、

お散歩やラジオ体操程度の運動しか行なっていないのが現状。

これでは目に見えた効果を実感する事はできません。

よく、「適度の運動」という言葉を耳にしますが、

これを勘違いしている方が多いのです。

「適度の運動」=「楽な運動」ではありません。

ハッキリ言って、

お散歩は運動のウチに入りません。

ただし、誤解して欲しくないのは、

決して「無理をしろ」と言っているのではありませんので。

ロコモティブシンドロームやサルコペニアという、

筋肉の減少による運動機能障害を止めるには、

年齢に関わらず、

ガッツリ、筋トレやプライオメトロ系の運動で、

筋力UPや運動神経を活性化していく必要があるのです。

現在、私は、

茨城県にある医療法人宇佐神クリニックで、

患者さんに対する運動指導や、

群馬県の温泉施設で、

湯治客に向けた筋トレ教室を行なっています。

どちらも、70代〜90代の方が中心なのですが、

空気椅子スクワット9分間や、

新日本プロレス式プッシュアップ100回など、

かなり高強度の自重でのウェイトトレーニングを

ガンガンやって頂いています。

こちらの女性(74歳)は、

膝の前十字靭帯損傷と半月板損傷で、

歩くのもままならなかった時に出会いました。

茶道の先生をなさっているのですが、

正座も出来なくなってしまったので、

とても困っていました。

私と出会ってから二年間、

まずは、徒手抵抗や自重での単関節トレーニングから始め、

徐々に運動強度を上げて行きました。

約一年くらいで、

しゃがんで靴紐を結んだり、

正座も問題なく出来るようになりました。

最近は、

自重でのトレーニングでは物足りなくなり、

FItBoxに来て、

フリーウェイトでの筋力トレーニングも開始しました。

ウェイトトレーニングの効果は、

高齢者にも敵面に現れます。

以前は、横断歩道で信号が点滅すると、

次に青に変わるまで待っていたそうですが、

今では走って渡れるようになったそうです。

また、

駅の階段も手すりに掴まって

ゆっくり降りていたのが、

発車ベルがなると、

一気に駆け降りて発車に間に合うようになったそうです。

「サラリーマンに負けてないわよ!」と笑っていました。

どんな年齢になろうとも、

これからの時代は、

働けるくらいの体力と運動能力はキープしていなければならないと

多くの高齢者が実感されているようです。

それには、

しっかり筋力トレーニングを

継続していく事が重要です。

今年の漢字「災」

万座温泉にも、

やっと冬がやって来ました!

万座温泉日進館で宿泊者対象に開催している健康プログラム。

私もこちらで講師を務めてから三年が経ちました。

万座温泉は日本有数の湯治場で、一年間を通して多くの湯治客が訪れます。

ですので、

健康プログラムも、

高齢者や障害を持たれている方に向け、多くの方が悩んでいる変形性腰椎症や膝関節症、股関節症、骨粗相症などの改善、肩コリ腰痛の改善などを目的とした運動療法が主な内容でした。

最近、

果たしてそれで良いのだろうか?

という疑問が浮かぶようになって来たのです!

今年の漢字は「災」

西日本豪雨をはじめ台風や地震の被害をもろに受けた年でもありました。

西日本豪雨での死者は227名、未だに行方不明の方もいらっしゃいます。

その内の7割以上が60歳以上の高齢者だそうです。

高齢者や低体力者を指す「災害弱者」という言葉も生まれてしまいました。

普段、人の手を借りる事なく生活できている高齢者でも体力レベルは3歳児程度と言われています。

浸水が足首くらいの高さになっただけでも、逃げる事が不可能になってしまいます。

万座温泉日進館に来られているご年配のお客様にお聞きしても、

もう何十年も走った記憶がなかったり、ジャンプした記憶がない方がほとんどです。

イスの上に立って頂き、

「ここからピョンと飛び降りてみて下さい。」

と言ってみると、

「そんな事をしたら、大怪我をしてしまいます!」

という答えが返って来ました。

これでは、先が思いやられます!

何とかこの状況を打破しなければならない!

 

そこで、

今日までの三日間。

クリスマス特別企画として、新たな試みをしてみました。

万座温泉日進館にご旅行や湯治で来られているお客様が、果たして、どの程度の体力レベルなのか?

まずは、知ることから始めることに!

今までの、やさしいプログラムではなく、運動強度を上げて、体育会系のプログラムをやってみました。

ポスターもガッツリ系にしたのですが、フタを開けてみたら大盛況。

超満員でした!

今までの、どなたでも無理なくできる運動ではなく、

「付いてこれる方だけ付いて来てください!」

というスタンスで臨みました。

ところが、

大半の方が、「キツい!キツい!」と言いながらも、楽しんでやって下さいました。

中には、途中で脱落して畳みに倒れ込む方もいらっしゃいました。

それでも、終わった後は、達成感と体を動かした気持ち良さを実感して、皆さん、喜んで帰って下さったのです。

実際には、最低でもこの程度の運動をしなければ、真の健康は得られないと思っています。

何もしなければ、毎日、老化し続けて、最後は幼児レベルの体力になり悲しい結末を迎えることになるのです。

健康プログラムをさらに進化させて行く為に、これからも色々と考えて行きたいと思っています。

バランストレーニングの重要性

現在、

介護認定を受けられている方は、

全国で約600万人いると言われています。

こちらは内閣府の資料ですが、

年々、介護人口が増えて行っているのがわかります。

最新の情報で、2014年までしか載っていませんが、2014年で、591万人ですね。

先日、アメリカスポーツ医学会のセミナーを受けに行って来たのですが、高齢者の運動不足による体力低下がサルコペニアやフレイル(虚弱)を引き起こし、様々な疾患や介護が必要になるような状況を引き起こしているというデータを二日間に渡って勉強して来ました。

私も普段、高齢者と接する事が多いのですが、その中で感じている事として、一番怖いのが転倒です。

転倒して頭部を挫傷したり、大腿骨を骨折するケースがとても多く、この転倒した日を境に、一気に体力が低下してしまい、二度と自分の足で立ち上がる事のないまま人生を終える方が多いのです。

普段の運動習慣がこれらを予防するには一番良いのですが、なかなか定着しないのが現状です。

運動習慣がある方は、人口の約20%。

単純に、体力向上や健康維持の為の運動は、つまらないので続きません。

スポーツとして楽しみながら、運動を続けている高齢者はとても元気ですね。

この差は本当に大きいのです。

今、写真で紹介している男性(80歳)は、太極拳を趣味で続けられているのですが、さらなる進化を目標に私のパーソナルトレーニングを受けられています。

こういった方は、将来、介護になる事はまずありません。

正直、現在の40代〜50代よりも身体機能が優れていると思います。

バランスボールを使ったトレーニングは、バランス感覚は元より、自分が普段意識して動かす事が出来ない筋肉群や神経系、脳に至るまで、短い時間で活性化することが出来ます。

激しい運動ではない為に、心肺機能の低下している方や、内疾患のある方でも、比較的安全にできる運動です。

ボールを使う特性上、種目によっては転倒や打撲等の危険もありますので、指導者の元で正しいエクササイズを行う必要はあります。

バランス感覚やバランス筋群、反射神経系を活性化する事で、日常生活での転倒防止にも繋がり、運動能力、筋力や柔軟性、体力全般を向上してサルコペニアやフレイルを予防する事も出来ます。

医療法人 宇佐神クリニック院長

宇佐神正海先生(87 歳)も、

バランスボールでのトレーニングを日常生活に取り入れています。

一人でも多くの方が、他者の力を借りる事なく、思い描いた人生を全うされる事を願っています。

問題提起

今日は、とある介護老人保健施設でのミッションでした。

7月1日に、階段で転倒して頭部を打撲し救急搬送された89歳の女性。

幸い、硬膜下血腫が残っているだけで、大事には至らず、現在は、介護老人保健施設に移ってリハビリを続けている状況でした。

意識もしっかりしていて、通常の会話や飲食などは何も問題がないので運が良かったのだと思います。

事故以前は、杖を突きながらも、椅子から立つ座るや歩行など日常生活は普通に出来ていたのですが、約二ヶ月の入院〜入所生活の中で、全く立てなくなってしまったとの事でした。

今は、施設の職員やご家族が車椅子で介添えで移動をしている状況です。

7月1日に受傷して約一カ月の入院生活。

8月初から施設に移って約一ヶ月。

その間、施設の理学療法士などによりリハビリを続けているのですが、徐々に弱ってくる一方で、回復の兆しが全く見えないという事で、私が伺う事になりました。

脊柱ラインの調整や、簡単な運動を3種類くらい、休み休みゆっくりと行ったのですが、1時間後には、自分で立ち上がる事が出来るようになりました。

ご高齢なので体力レベルも低い為、いっぺんに多くの運動は出来ませんが、このペースで少しずつやっていけば、すぐに歩けるようにもなると思います。

現在、要介護認定を受けられている方は、608万人を超えると言われています。

その多くが介護施設やご自宅で、介護を受けながら生活をしていますが、しっかりしたアプローチで運動プログラムを提供すれば、今回のケースのように、とっくにとうに歩けるようになっていたり、普通の生活に戻れる方が半数以上いるのではないかと思います。

このような大きな施設で、プロの先生が多く働いている中で、なぜ、こんな状況なのでしょうか?

いつも疑問に思います。

それは、制度の問題も大きな部分を占めると思いますが、理学療法士などの施術者、一人一人の意識レベルの問題かもしれません。

私は現在、個人で仕事をしているので、結果を出していく事がこの仕事を続けて行くための全てです。

もし、結果が出せなければ、徐々に仕事が無くなり、最終的には失業してしまうと思います。

大きな組織施設の中にいて、決められた時間や人数をマニュアル通りにこなし、その人が治ろうが治るまいが、給料も変わらず、明日の仕事の心配する必要のない職に就いている人との差かな?

私は、自分の技術が優れているのだとは思っていません。

プロ野球選手が、もし今日打てなかったら、二軍に落とされてクビになってしまうと、毎日、危機感を持って闘っているのと同じで、今日この人を立たせなかったら、明日からの仕事はない、といつも危機感を持って仕事をしています。

施術者の技術なんて、はっきり言って、ドングリの背比べ!

技術よりも、その人の意識が奇跡を呼ぶのだと思います。