今日は、四谷消防署にやって来ました。
上級救命技能認定の更新の為、三年に一度の講習です。
フィットネスクラブなどに従事者などは、救命技能の資格は必須になっています。
上級救命技能の場合は三年以内に更新しなければなりません。
もう今回で、4回目の更新になります。
震災や事故なども多いですし、
いつ何時、
心肺停止状態の方に遭遇するかわかりません。
その為には、
こういった講習を誰しもが身につける必要はあると思います。
しかし、こうやって人形相手に心肺蘇生法を練習していても、
自分が実際に心肺停止状態の方にやる事はまず無いであろうと思っていました。
ところが、3年前。
2015年5月、その時はやって来ました。
仕事が終わって帰宅中に道端で、ご高齢の女性が倒れました。
呼びかけても全く反応がなく、
金魚のように口をパクパクさせた死戦期呼吸の状態でした。
近くを通りがかった5人で、救命措置を続けながら救急隊の来るのを待ちました。
救急隊が駆けつけて、女性が搬送された後、残った救急隊から事情聴取を受けました。
その数日後、
四谷消防署から電話があり、
この女性が回復して、今は普通の生活に戻ったことを知らされました。
ずっと気になっていたので、嬉しかったのを今でも覚えています。
後日、四谷消防署長より、感謝状も頂きました。
この時ほど、この講習会を受けておいて良かったと思った事はありません。
四谷消防署長も「国民の3割が救命講習を受講してくれる事を目指す。」と仰っていました。
是非、一人でも多くの方が講習を受けてくれる事を願っています。