この記念写真は、
平成二年の、
24時間テレビ・スペシャルドラマ
「いつか見た青い空〜盲導犬ハッピーの大冒険」

ナンノさんと、
映見さんが主演のドラマでした。

突然、失明してしまった主人公が、
器械体操の平均台の演技を決める!
という設定のドラマでした。
映見さんは、体操の経験はなかったので、
クランクインのだいぶ前から、
体操の特訓をしました。

全身筋肉痛に耐えながらの、
撮影になりました。
とても懐かしい思い出です。
元体操選手で現在は体操部のコーチ役のナンノさんも、
体育祭で、
段違い平行棒の演舞を決めるという設定でした。

もちろん、
全ての撮影を、
本人だけで出来るわけではありません。
スタントマンの力を借りての撮影になりました。
当時から、
女性のスタントマンは希少でした。
ましてや、
器械体操などの特殊な動きが出来る女性は
少なかったのです。
ラッキーな事に、
私は優秀なスタントマンに恵まれていたので、
最高の映像を作ることができました。

今から30 年以上前のことですから、
当時、私の元で、仕事をしていたスタッフも
主婦になり、母になり、離婚したり、
様々な人生を歩んでいます。
もう、全く連絡をとっていない人も多いので、
その後、
何をしているかわからないスタッフも多数います。

そんな30 年の時を超えて、
いつか見た青い空で、
ナンノさんのスタントで段違い平行棒をやってくれた、
小島裕子さんと再会を果たしました。

朗読劇団 桃色旋風
に出演していたのです。

小島裕子(現在:小嶋 惟愛)さんは、
1986年に放送されていた
超新星フラッシュマンのキルト役で出演していて、
知る人ぞ知る女優なのです。
子供の頃から続いている特撮ヒーロー物。
その歴代の出演者達による朗読劇を毎月開催しているのが、
桃色旋風なのです。
会場は、
マニアックなファンで大盛況でした。

小島さん以外にも、
懐かしい方がたくさん出演していました。
思わずバックトゥーザヒューチャーという感じです。

当時、
地球の平和を守る為に、
頑張っていたヒーローや、
地球征服を狙う悪の組織にいた、怪人さん達も、
みんな良い歳を重ねて、
仲良くしていました。

30年ぶりの再会を祝して、
ネフェル、ウルク、キルト(小島裕子さん)と記念撮影!

みんな頑張っているなぁ〜!