準備万端!

いよいよ

サンティアゴに旅立つ日が

近づいて来ました!

雨の日も風の日も歩き続ける為には、

自然の猛威に立ち向かう為の

装備が欠かせません。

まずは、雨対策。

突然の雨に対応するのであれば

圧倒的にレインポンチョが役に立ちます。

しかもリュックサックを背負ったまま覆う事が出来るので、

荷物も濡らさずに快適です。

トレイルランニングや

険しい山のトレッキングなどには向きませんが、

歩くには非常に適していますね。

Kiuのポンチョは、

カラフルで種類も豊富。

雨の日が楽しみになるようなアイテムが揃っています。

どれにしようか?

かなり迷ったのですが、

結局これにしました。

何で黒無地?

自分でも意外でしたが、

とても気に入ってしまいました。

さて、

次は首まわり

ここは、

Buffのネックチューブしかないでしょう!

ネックウォーマーであり、

帽子にもマスクにもなります。

全部で12通りの使い方がある優れ物です。

Buffも豊富にカラーバリエーションがあるので

選ぶのが大変ですが、

今度は、

カラフルな物にしようと思います。

そう思って、

お店で選んでいると………

Σ(‘◉⌓◉’)

ななな、何と!

サンティアゴ巡礼バージョンが置いてあったのです!

パッケージに、

エル・カミーノ・デ・サンティアゴの文字が!

まさか、

こんな奇跡が起きるとは

思ってもいませんでした。

左側が、

巡礼路の地図。

中央が、

巡礼手帳のスタンプのデザイン。

右側は、

指標の矢印です。

これは、買うしかない!

という事で、

全種類、購入しました。

巡礼が始まると、

この黄色い矢印の指標を

イヤというほど見るのだと思います。

どのアイテムも、

よく考えられていますね〜!

サンティアゴ巡礼に全く興味の無い方や、

ご存知ない方にとっては、

何のことだか全然わからないと思います。

これを買う人って、

当然、

サンティアゴに行く人か、

行った人しかいないと思うのですが、

売れるのかなぁ?

私的には鳥肌ものでした!

これも天の導きですね!

これを身に付けて、

しっかり役目を果たせとの事です。

道具の準備だけでなく

心の準備も出来ました!

 感謝ですね〜。

目標!サンティアゴ巡礼⑦

変形性股関節症により、歩行もままならなかった女性(70歳)との出会いが、この物語の始まりでした。

人工股関節手術をすべきと医師から告げられるも、医学に頼らず、自らの力で克服し、

一度は諦めかけていた夢、

サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼に挑戦することを決意。

その目標に向かって突き進む女性のドキュメントです。

前回の記事はこちら

田町の歩道橋から、

東京タワーが見えます。

土曜日の4往復で、

ふくらはぎの筋肉痛が

かなり来ています。

そんな中、今日は、

サンティアゴの説明会に行ってきました。

ついに

現実になる時がやって来ました。

坂上さんと出会ったのは、二年前。

あの時の状況を見れば、

ここまで回復したことは奇跡としか言いようがありません。

二年間の弛まぬ努力が

奇跡を起こしたのです。

坂上さんが、

二年前にトレーニングを始めてから、

今日に至るまで記録し続けたトレーニングレコード。

万座温泉日進舘で出会ってから、

これまでの日々が走馬灯のように駆け巡り、

感慨深くなりました。

でも、

まだ終わった訳ではありません。

本番は、これから!

スケジュール表を見ても、

かなり過酷な日程になっています。

頑張ります!

目標!サンティアゴ巡礼④

変形性股関節症により、歩行もままならなかった女性70歳。

今すぐにでも人工股関節手術をすべきと医師から告げられるも、医学に頼らず自らの力で克服。

一度は諦めかけていた夢、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼に挑戦することを決意し、その目標に向かって突き進む女性のドキュメントである。

いよいよ、坂上さんが、

熊四郎山登頂にチャレンジする日がやって来ました。

先月、27日には、

アスリートの聖地、ゴールドジムさいたまスーパーアリーナで、

みっちりとトレーニングを行いました。

昨年12月にお会いした時には、日進館の館内の移動も辛そうでしたが、最近は、駅の階段もエスカレーターを使わずに上り下りしています。

熊四郎山の登山道は展望台まで石段が472段あり、しかも随所に段差が高い場所があるのです。

それを想定して、高い段差を昇降するトレーニングも積み重ねて来ました。

左脚での昇降は問題ありません。

障害が出ている右脚もだいぶ登れるようになって来ました。

今回の登山には、

ご主人様とお姉様が同行しました。

午前中は小雨が降っていたのですが、午後になって晴れて来ました。

風もなく絶好のコンディションです。

目指すは、熊四郎山展望台!

ここです!

いざ、出発!

この登山道は遊歩道とはいえ、かなり傾斜や段差がキツい場所もあるので、障害者や高齢者には厳しいかもしれません。

ましてや標高1800m〜1900mになるので、酸素も薄く、心肺もかなり苦しくなります。

今回は、展望台まで辿り着けなくても、

半分くらい登れれば上出来かな!と思っていました。

登山者目線だと、こんな感じの道になります!

なんとか中間地点までやって来ました。

ちょっと休憩!

サンティアゴ巡礼180kmの行程で、

まず難関なのがピレーネ山脈を越えて行く事です。

実際には旅の荷物10〜30kgを背負って行くわけですから、

ヒマラヤ山脈を制覇するくらいの気構えが必要です。

さぁ、ここからゴールまでは傾斜が急になって来ます!

ここを登りきれるか、心配でした。

おしゃべりも、ほとんど無くなり、

ひたすら一歩一歩足を運ぶのに集中しています。

こういう時って、みんな何を考えているのでしょうか?

坂上さんは、帰ってから飲むご褒美ビールを思い浮かべて登っていたそうです。

そしてそして、

ご褒美ビールの力を借りて無事に展望台に到着しました。

おめでとうございます!

本当によく頑張りました。

やはり登りきった時の達成感は堪りません!

坂上さんが、「本当にありがとうございました。では、そろそろ降りましょうか!」と腰を上げた時。

私「まだ終わりじゃないんです。この先があるのです!」

一同「え〜〜っ!(◎_◎;)」

ここから本当の頂上に向かいます。

ここからは、道無き道をかき分けて登っていきます。

これぞ、登山の醍醐味!

この辺は、一歩間違えたら、さようなら!です。

皆さん、慎重に前へと進みます。

写真では分かりづらいのですが、断崖絶壁の危険な場所です。

そして、無事ゴール!

ここが山頂です。

やりました〜!

当初、ここは予定に入れてなかったのですが、

「行ける!」と確信しましたので登頂に踏み切りました。

まさかここまで来れるとは思っていなかったので私も感動しました。

これでサンティアゴが、本当に夢ではなくなって来た気がします。

次の目標に向かって一歩づつ頑張って行きましょう!

目標!サンティアゴ巡礼③

サンティアゴ巡礼の旅に出るには、

現地の情報や知識を得る事も重要です。

日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会

という団体があるのですが、

サンティアゴ巡礼を希望している方に向けて定期的に説明会を開催しています。

泰子さんも、先日、説明会に参加して色々と情報を得て来たそうです。

変形性股関節症を克服する為に、今年の2月からトレーニングを開始し徐々に痛みも少なくなって来ました。

7月には、

万座温泉の遊歩道を

約一時間歩き続けることができました。

次の目標は、

10月の万座合宿で、

熊四郎山の展望台に登ること。

それに向けて、

区のスポーツ施設などでマシンを使ったウェイトトレーニングを開始しました。

高齢者や障害を持たれている方が、リハビリやリコンディショニングを行うのに、やはりマシントレーニングは、かなり有効です。

「膝に負担がかからないから水泳が一番良いんだ!」と、

プールにしか行かない方が多いのですが、こういった方が、介護生活になってしまうケースが非常に多いのです。

水泳もしっかり泳げば心肺機能も向上しますし、様々な運動効果が得られます。

ただ、膝に負担がかからないというのが大問題なのです。

運動の目的で一番重要なのは、脊柱や、腰、脚などの関節に負担をかける事なのです。

特に骨は、重力をかけて運動をする事で、骨密度が上がって行きます。

こういった骨格筋に重力をしっかりかけた運動やウェイトトレーニングを行わなくなってしまった事で、骨粗相症が増えて来ているのです。

医師からは人工股関節手術しか方法はない!と告げられても、その言葉に屈する事なく筋力トレーニングを約7ヶ月続け、目覚ましい成果が出て来ました。

以前は、ご家族も早く人工股関節手術をするように勧めていたそうですが、今は全く言わなくなったそうです。

こういった事例を作って行くことが多くの高齢者の希望になると思います。

ご自身の努力で障害を克服し、17年前から抱き続けて来た壮大な夢に向かって突き進んでいる姿に、いつも感動をもらっています。

目標!サンティアゴ巡礼②

昨年12月に万座温泉日進館でご縁を頂き、

以後、変形性股関節症を克服する為のトレーニングを約半年間続けて来た坂上さん。

トレーニングを始めた頃は寝た状態で股関節に体重をかけずに行う非荷重運動が主でしたが、

今年3月頃からだいぶ股関節周辺や鼠径部に出ていた痛みも緩和されてきた為に、徐々に立位で行うトレーニングを開始しました。

右の股関節に症状があるのですが、最初は、右脚だけで立つ運動を行うと。股関節からギシギシと音がするような状態でした。

それが今では、何を行なっても音が出る事が無くなって来ました。

急激に回復して来た要因として、加圧サイクルトレーニングの効果もあるのだと思います。

ご本人も加圧を行うようになってから、

どんどん良くなって来るのを実感されたと仰っていました。

そして、本日、出会いの場でもある万座温泉日進館で強化合宿を敢行する事になりました。

通常の室内でのトレーニングに加え、アップダウンのある山道での歩行訓練を取り入れて、股関節の強化、心肺機能の強化を図ります。

なるべく舗装された道路を避けて、山道を歩きました。

同じ距離を歩くのでも、景色が良いのと悪いのでは苦しさも全く違ってきます。

絶好な天気にも恵まれて、山の風景や草花などの写真を撮りながら、歩いていました。

このハイキングトレーニングには、泰子さんの実のお姉さんと、お友達になった榎本さん夫婦が参加しました。

やはり、楽しいのが一番ですね。

コマクサ発見(^^)

日進館を出て、牛池〜万座プリンス〜湯畑〜というコースを、約70分で回りました。

そして、無事にゴール!

まだまだ、サンティアゴ巡礼の800kmにはほど遠いですが、最初の一歩としては充分な成果が見られました。

翌日は、雨天だった為に、室内でしっかりトレーニングを行いました。

この努力が、いつか必ず身を結ぶのだと確信しています。

万座温泉の大自然に囲まれた中での強化合宿は大成功でした。

雪が降るまでに、あと数回は行おうと思っています。

次回は、熊四郎山にチャレンジしてみたい!

皆さま、どうか温かく見守っていて下さいね。

目標!サンティアゴ巡礼①

昨年12月に、万座温泉日進館でお会いしたお客様。

変形性股関節症で人工股関節手術を余儀無くされていた70歳の女性なのですが、この日にご縁を頂いた以降半年間、トレーニングに励まれました。

絶対に手術はせずに治したいとの一心で、頑張って来られた結果、しゃがんで靴ひもが結べるまでに回復しました。

実は、ここまで努力を続けられた要因として、もう一つ、大きな夢があったのです。

シャーリー・マクレーンの名著「カミーノ」

この本を読まれた方は誰でも憧れる、聖地サンティアゴ巡礼。

ここを訪れる事が長年の夢だったそうです。

シャーリー・マクレーンが巡礼したフランス人の道は、フランスとスペインの国境にあるサン・ジャン・ピエ・ド・ポーの街を起点として、ゴールのサンティアゴまで約800km。

東京から広島までの距離です。

途中ピレネー山脈も超えて行かなければならず、健常者でもかなり過酷な旅になります。

その長年の夢であったサンティアゴ巡礼を決意されました。

さらなるトレーニングを積み重ねて夢を叶えたいと思います。

その前に私もトレーニングをしないとヤバいです(^^)