投球動作トレーニング、略して『投げトレ』

野球のピッチャーを経験している人であれば、誰でも考える事が、

どうやったら、もっと速い球が投げられるか!

もちろん、球速だけが、ピッチングの良し悪しではありませんが、打者との駆け引きにせよ、緩急を使った投球術を行使するには、ストレートの球速が速ければ速いほど、効果的である事は言うまでもありません。

外野手にせよ、レーザービームで本塁で走者を刺したり、遊撃手が三遊間の深い位置からファーストへの送球で打者走者を刺すのは、野球の醍醐味です。

しかし、野手と投手では投げる数が違うのです。

速い球を投げれば投げる程、肩関節や肘関節の負担は大きくなり、プロ野球選手など、速球投手で一度も障害を起こした事がない投手はいないと思います。

私も様々な場所で、指導する機会も多いのですが、どんなに無駄のないフォームで投げていたとしても、数を投げて、自分の回復力を上回る負担が蓄積されれば、必ず故障は起こります。

メジャーリーグなどでは球数制限が当たり前になって来ました。

そんな中でも、極力、傷害のリスクを減らして、有効なピッチングを行う為のトレーニング法を、私なりに、これから少しずつ紹介して行きたいと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

名将の陰に家族あり!

今年のGWも万座温泉日進館で、

多くのご縁を頂く事が出来ました。

標高1800m!

規模的に日本一標高の高い万座温泉は、

様々な病気に効くという事で、

湯治に来られるお客様が非常に多いのですが、

夏休みや春休み、GWなどは、

アスリートが高地トレーニングをする為に

訪れる地でもあるのです。

あの野球の名門!

男子も女子もプロを輩出している

花咲徳栄高校

その女子硬式野球部 を率いる

阿部清一監督

お会いする事が出来ました。

そして、なんと、

私の健康プログラムにも参加してくださったのです。

受講後には色々とご質問も頂いたのですが、

ご自身のお身体の事よりも、

やはり選手たちのトレーニングの事を

お聞きになられていました。

今回は家族旅行でお越しになられてたのですが、そのご家族の皆さんとも、とても仲良くして頂きました。

本当にステキなご家族で、お食事もご一緒したりして、楽しい時間を過ごしました。

百瀬明治さんの小説「名将の陰に名僧あり」

読まれた方もいらっしゃると思います。

どの選手を見ていても、いつも思う事は、

良い結果を出すには

家族の支えが一番大切だと言う事です。

選手は家族への感謝の気持ちを忘れない事!

これに尽きるのではないでしょうか。

阿部監督からは

「名将の陰に家族あり!」

と、

教えて頂いた気がします。

皆さま、

花咲徳栄高校女子硬式野球部を

是非一緒に応援してください。

よろしくお願い致します!

両膝・前十字靭帯断裂からの復活!②

こちらもほぼ一年前の投稿

2017年6月5日

 両膝・前十字靭帯断裂からの復活!

の続編です。

今から約8年前、実業団・女子ソフトボールの選手時代、フライを捕球しに行った時に、右膝の前十字靭帯を断裂し、人工靭帯置換手術をしたのですが、運悪く、再び同じ箇所が断裂し、しばらくした後に、自分の腱を移植する手術をしました。

しかし、さらに左膝も断裂してしまい、選手生命が絶たれてしまいました。

昨年の6月に、日進館で始めてお会いして、個人レッスンを受けて頂き、だいぶ膝が曲がるようになりました。

その時に、「私もホノルルマラソン完走を目指します!」と宣言されたのですが、その後どうなったかは知る由もありません(笑)

ただ、まだ完璧に治った感じではないとの事で、今回さらなる治癒を目指してレッスンを受けてくださいました。

コンディションを整えるトレーニング法をいくつかご紹介して、だいぶ改善したところに、最後の仕上げは、加圧サイクル®︎トレーニング!

これが、飲んだ後の〆のような物で、私のパーソナルで無くてはならないアイテムになりました。

性別や年齢、一般人、アスリートに関わらず、痛みの感じ方は人それぞれ!

若年層やアスリートのような体力のある人が加圧に強いとは言えないのです。

奥さんの方は、だいぶ効いたらしく、インターバル中もかなりキツそうでした。

しかし流石は元アスリート!

お二人とも、加圧は初体験でしたが、しっかり追い込む事が出来ました。

今までは、ヤンキー座りのように、完全にしゃがむ事が出来なかったそうですが、加圧が終わった後は、この通り!

この調子で、どんどん良くなって行くといいですね。

めでたしめでたし(^.^)

生涯現役!

GWの3日間開催した健康プログラムも

無事終了しました。

大勢のお客様で賑わっていた日進館も、

今は静寂を取り戻した感じです。

お正月、GW、お盆などの繁忙期には、主に家族旅行で来られるお客様が多く、いつもの湯治目的の常連さんとは、ガラッと客層が変わります。

このような時に、健康プログラムで来るのは初めてだったのですが、

やはりこの時期にしか会う事のできない方と巡り合う事が出来ました。

私のクラスに二日間、参加して下さり、熱心に講義内容のメモを取り、特別レッスンにも出て、しっかりエクササイズ覚えていかれた、86歳の男性がいらっしゃいました。

講義が終わった後も、熱心に質問されるので、何をなさっている方なのか、不思議に思っていたのですが、なんと、茨城県で開業されている宇佐神クリニック院長・宇佐神正海先生だったのです。

診療科目のメインは耳鼻咽喉科なのですが、ほぼ総合診療科的に様々な患者さんに対応しているそうです。

色々とお話しを伺う中で、やはり宇佐神先生も現在の医療の問題点や薬害の事を仰っていました。

大学病院など大病院では、科が細分化しすぎて、患者さんの体をトータルで診れる医者がいなくなって来た事や、血液サラサラにする薬が大ブームなのですが、それを処方されてから、鼻血が止まらなくなった方が続出しているそうです。

そういった患者さん達のセカンドオピニオン的な診療もされているそうです。

先生のお言葉が心強く、これからも、苦しんでいる患者さんの為に、頑張って頂きたいと心から思いました。

しかし、86歳で、ここまで体が動くのには本当に驚かされました。

隣でエクササイズをしているの女の子は、13才の中学生アスリートです。

まるで張り合っているかのようにも見えます。

拙著も参考にして下さるとの事で、とても光栄です。

また万座温泉日進館で、素晴らしい出会いを頂きました。

心より感謝申し上げます。

宇佐神正海先生、

これからもどうぞ宜しくお願い致します。

『光速エスパー』から50年!

1967年に放送されていた「光速エスパー」

私が3才の時に、夢中になって見ていたテレビドラマです。

ヒカル少年が玄関から走り出し

「イー!エス!パー!」と言った瞬間に強化服を装着して、空高く飛んでいくシーンを今でも鮮明に憶えています。

子供の頃、自分もエスパーになりたいと憧れながらも、自分の素性を決して明かしてはいけなかったり、主人公の置かれている境遇の厳しさに、自分にはやっぱり無理かな!なんて思いながら毎回楽しみに見ていました。

光速エスパーの主人公・ヒカル少年を演じていたのが、三ツ木清隆さん。

子供時代の私にとっては大スター、憧れの人ですね。

あれから50年、

私の前に、光速エスパーが現れました。

今日は、

芸能生活50周年の三ツ木清隆さんのライブ。

俳優として数多くの映画やドラマに出演され、歌手としても大ヒット曲「秋冬」などでお馴染みの三木さんですが、私にとってはやはり光速エスパーなのです。

それにしても、めっちゃ若い!

とても65才には見えません。

ステージでは代表曲の「秋冬」や遠藤実先生の遺作となった「季節の中で」そして懐かしの青春歌謡などを歌われ会場は大盛況でした。

50年経った今、光速エスパーに、お会いできて嬉しかったです。

三ツ木清隆さん、今後のご活躍をお祈り申し上げます。

車椅子からの脱出!④

原因不明の両足アキレス腱を断裂し、車椅子生活を余儀なくされ、

そこから万座温泉日進館にて湯治と懸命のリハビリを続け、

子供たちと運動会で一緒に走り回れるまで回復した加奈子さん。

これまで、

2016年11月9日    車椅子からの脱出②

2017年5月1日  車椅子からの脱出③

で、ご紹介して来ましたが、

今回はその続編、

一年振りの再会です。

加奈子さんは、福島県在住の為、万座にもそう簡単には来れません。

そんな中でも、約二年間、万座に通い湯治とトレーニングを頑張っています。

約二年間、彼女のトレーニング指導をしながら感じて来た事は、医療機関の問題点。

実は昨年の2月、病院で医師から処方された薬を飲んで、意識不明の重体になり生死を彷徨いました。

不幸中の幸いで、救急搬送された病院で、なんとか一命を取り留める事が出来たのですが……

その時に、医師から、「こんなに薬を飲んでいたら死んでしまう。」と警告されたそうです。

その後、無事退院してから元の病院に行き、意識不明になり救急搬送された経緯を伝えても「薬をやめたら命の保証は出来ない。」と、救急搬送された病院とは真逆の事を言われ、今でも変わらずその薬を処方されているのです。

普通に歩いている時に、両足アキレス腱を断裂したとの事ですが、私も長年運動指導をしていますが、あまり考えられないケースです。

病院でも原因はわからないと言われたそうです。

気になったので、今服用している薬の添付文書を調べてみたら、ちゃんと重大な副作用の欄に、アキレス腱断裂と明記されていました。

やはり薬を飲む時には、その薬が何なのか、しっかり理解して飲む事が重要ですね。

アキレス腱断裂、意識不明の重体など、この薬による副作用で命さえ落としかねない事態に陥っていても、なおかつ処方し続ける医師の診断に疑問を覚えます。

医師に薬をやめたいと言えば感情的になるので、なかなか言い出せず、薬を持って帰っても自分で調節をしているそうです。

さて今回は、

バランスボールを使ってのエクササイズを行いました。

トレーニングは二日間行ったのですが、足首の痛みもだいぶ消えました。

さっそく帰りにバランスボールを買って帰るそうです。

元気になって良かったですね。

夜は恒例の無料宿泊券が4名に当たる抽選会。

なんと、見事に当選しました!

この招待券で、また万座に来なさい!と神様に言われている気がしますね。

難病や障害を持たれている方が、元気を取り戻していく姿を見るのは、とても嬉しいです。

加奈子さん、これからも頑張ってください!

ダンサーズ・トレーニング、略して『ダントレ』

クラシックバレエ、新体操、競技ダンス、フィギュアスケートなど、フィギュア系スポーツの選手をみることが最近は多くなりました。

究極の美しさを追求するスポーツなだけに障害が起きる危険性も高くなります。

今までも数多くの障害を持った選手やダンサーが私の元にやってきました。

また現在は現役を引退して指導者として活動されている方も、多くが障害等で悩まれているのが現状です。

やはり、どのスポーツにも言える事ですが、技術的な練習に時間をかけ、ベースとなるトレーニングが不十分なために体に不具合が生じるケースが多いです。

そこで、

ビジュアル系スポーツを行なっている方に向けて

ベースとなるトレーニングメソッドを

このブログでも少しずつ紹介していこうと思っています。

 

ダンサーズ・トレーニング

略して「ダントレ」

シリーズで紹介して参りますので、どうぞ参考にしてください。

サインはV、アタックNo.1

私が小学生の頃、

スポ根アニメやドラマにかなり影響を受けて育ちました。

バレーボールといえば「サインはV」や「アタックNo.1」ですが、

今の小中学生は知る由もありありません。

昔はスポーツを題材にしたドラマやアニメが多かったのですが、

今はめっきり減ってしまいました。

スポーツはもちろん、スポ根アニメやドラマが

成長過程における人間形成に、

大きな役割りを果たしていると思います。

正直申し上げて、私は、

両親や先生より、

スポ根アニメやドラマに教えて貰った事の方が非常に多いと思っています。

今振り返っても、主人公の生き様をなぞって生きて来たと言っても過言ではないでしょう。

このような素晴らしい教材が無くなってしまった現代。

現場で指導していく中で、スポ根アニメの代わりに私たちが伝えていかなければならない事が非常に多いのだと痛切に感じるのです。

中学校のバレー部を指導しながら色んな事を考えていました。

上級救命技能認定

今日は、四谷消防署にやって来ました。

上級救命技能認定の更新の為、三年に一度の講習です。

フィットネスクラブなどに従事者などは、救命技能の資格は必須になっています。

上級救命技能の場合は三年以内に更新しなければなりません。

もう今回で、4回目の更新になります。

震災や事故なども多いですし、

いつ何時、

心肺停止状態の方に遭遇するかわかりません。

その為には、

こういった講習を誰しもが身につける必要はあると思います。

しかし、こうやって人形相手に心肺蘇生法を練習していても、

自分が実際に心肺停止状態の方にやる事はまず無いであろうと思っていました。

ところが、3年前。

2015年5月、その時はやって来ました。

仕事が終わって帰宅中に道端で、ご高齢の女性が倒れました。

呼びかけても全く反応がなく、

金魚のように口をパクパクさせた死戦期呼吸の状態でした。

近くを通りがかった5人で、救命措置を続けながら救急隊の来るのを待ちました。

救急隊が駆けつけて、女性が搬送された後、残った救急隊から事情聴取を受けました。

その数日後、

四谷消防署から電話があり、

この女性が回復して、今は普通の生活に戻ったことを知らされました。

ずっと気になっていたので、嬉しかったのを今でも覚えています。

後日、四谷消防署長より、感謝状も頂きました。

この時ほど、この講習会を受けておいて良かったと思った事はありません。

四谷消防署長も「国民の3割が救命講習を受講してくれる事を目指す。」と仰っていました。

是非、一人でも多くの方が講習を受けてくれる事を願っています。

生きる希望

万座温泉日進館の健康プログラムでは、個人レッスンも受け付けています。

今までも数多くの方のお身体を見させて頂きました。

すでに障害を持たれてしまっている方や、痛みがあって日常動作ができない方などはグループレッスンだけで改善に導くのは難しい場合があります。

そういった方に向けた「特別クラス」や「個人レッスン」も行っています。

お客様の中には、医師から「もう治らない。」と告げられた方も、たくさんいらっしゃいます。

しかし、現代医療では不可能な事も、運動やエネルギーワークでは改善した例がいくつもあります。

さらに今月より、個人レッスンの中に、加圧サイクル®︎トレーニングも導入しました。

あらゆるメソッドを駆使して、皆様が生きる希望を取り戻せるように、努力していきたいと思っています。

「体が甦る!奇跡のエクササイズ」では、脊柱の伸展動作に肩関節の伸展を連動させる運動を全員で行うのですが、すでに障害を持たれている方の中には、こういったバンザイ運動が出来ない方もいらっしゃいます。

今回、お友達になった桜井京子さん(79歳)も、右腕はバンザイできるのですが、左腕は肩の痛みで上げることができませんでした。

病院でも、「多分、肩の腱が切れているのでしょう。」などと曖昧な診断で、治しては貰えなかったそうです。

壊れてしまった組織や機能を回復させるには、加圧が最も効果的という事で、さっそく個人レッスンを受けて下さり、加圧初体験となりました。

加圧サイクル®︎トレーニングは、30秒間の加圧と5秒間の除圧を8サイクル繰り返します。

トータル約5分間で完了です。

5サイクルが終わったあたりから、250SKU という高い圧まで出ていました。

この値は、若年層の方でも、かなりハードに感じる強度です。

初めてなのに、ここまで圧を上げる事が出来るのに驚きました。

加圧サイクルトレーニングが終了してベルトを外してバンザイをしてみると、左腕も右と同じくらい上がるようになっていました。

やりました〜〜!

桜井さんと歓喜の記念写真

イエーイ✌

桜井さん、良かったですね〜〜。

これからも元気で頑張ってくださいね(^^)

桜井さんの他にもたくさんの奇跡がありました。

医師から、もう治らない!と言われても、それは現代医療という狭い枠組みの中で言われていることなのだと理解してください。と皆様にはお伝えしています。

言い方を変えれば、「私には治せません。」と言われたんだと思ってください。

今回も、治らない!と言われて来た方が大勢いらっしゃっていました。

そんな皆様から、「生きる希望が出てきました。」という言葉やお礼のメールをたくさん頂いています。

三年目に突入した「体が甦る!奇跡のエクササイズ」

これからも頑張って参りますので、よろしくお願い致します。

三年目に突入!

東京も桜の季節は終わり、夏の訪れを感じるような気候ですが、標高1800mの万座温泉はまだ雪景色です。

山の麓の万座鹿沢口駅付近は、桜が満開です。

 
さて、こちら万座温泉日進館で、宿泊者を対象に連日開催されている健康プログラム。
一昨年の4月より担当している
「体が甦る!奇跡のエクササイズ」も、
おかげ様で三年目に突入しました。
 
あっと言う間の二年間でしたが、本当に多くの方と出会わせて頂きました。
たくさんの奇跡も見せて頂きました。
皆様からの喜びの声もたくさん寄せて頂きました。
ここまでお付き合い頂きました万座温泉日進館のスタッフの皆様、そしてお客様に心より御礼申し上げます。
これからも、皆様の健康維持に有益なレッスンを提供できるよう精進して参りますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

トレーニングコーチ

本日より正式に、

大阪市立大学硬式野球部の

トレーニングコーチとしての活動が始まりました。

すでに近畿大学野球連盟の春季リーグが始まっている為、個々の選手に対するコンディショニング指導が中心になりました。

全体への指導としては、座学にてウォーミングアップ理論とストレッチ理論を伝えました。

グラウンドではポジション別に練習を見ながら、気がついた事をアドバイスして実践に繋げるトレーニング法などを指導。

60名の大所帯なので、なかなか行き渡らないですが、選手達も熱心で、素直に新しい理論を習得してくれました。

また、辻盛監督や小林コーチの熱く暖かい指導をされているのを見て、

このチームの選手達は本当に幸せだと思いました。

私もこの素晴らしいチームとご縁が繋がった事を嬉しく思っています。

さぁ、まだまだ始まったばかりですが、

全国制覇の夢を果たすべく、少しでもお役に立てるよう頑張ります。