今日は、
信州最古の温泉と言われている
別所温泉にやって来ました。
かつて日本武尊が7ヶ所に温泉を開き「七苦離の温泉」と名付けた伝説から「七久里の温泉」と呼ばれています。
人間の宿命とも言うべき七苦から離れられるという有り難い温泉です。
七苦とは、生、老、病、死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦の事です。
最近、私の周りの人も、道行く人も、みんな苦しそう。
一生懸命に生きて行く事は良い事だと思います。
でもその生き方や境遇が苦しかったら、あまり良いとは言えないのです。
一生懸命やって良い結果を出す事と、苦しんで良い結果を出す事とは違うんです。
苦しまずに楽したって良い結果は出せるのだと私は思っています。
「今は、ノンキに温泉になんか浸かっている場合ではない!」
な〜〜んて言っている方には、是非、読んで頂きたいのです。
別所温泉には、公共浴場が三ヶ所ありますが、
ここは、そのうちの一つ、「大湯」です。
中の雰囲気は普通の銭湯といった感じです。
泉質は、単純硫黄泉。飲用にも適しています。
別所温泉や戸倉上山田温泉は単純硫黄泉なのですが、とにかく発汗作用が凄いです。
そして体が芯まで温まり、入浴後も湯冷めしません。
湯冷めどころか、しばらく汗が止まらない状態になります。
当然、喉も渇きますので、温泉を飲みます。
少し硫黄の臭いがしますので、
苦手な方もいらっしゃると思いますが、
このサイクルを繰り返すことで、体液が入れ替わりかなりのデトックス効果を実感できます。
そして、善光寺とセットでの参拝が推奨されている北向観音があります。
善光寺が来世の利益、北向観音が現世の利益をもたらすということで善光寺のみの参拝では片参りになってしまうと言われています。
そして、こちらの手水舎も温泉でした。
冬場に神社仏閣を参拝する際、冷たい水でお清めするのは辛いですが、温泉だと寒い日でも心地良いですね(^^)
作法で口をゆすぐ時も飲んでしまいそうです。
ななくりの湯にやって来ました。
こちらには足湯と、湯かけ地蔵さんがいらっしゃいました。
しっかりと源泉をお地蔵さんにおかけして、お参りさせて頂きました。
やはり、七苦離(七苦からの離脱)は大事ですから、有り難く足湯にも浸からせて頂くことに致します。
これがまた、気持ち良いのです。
本当にいいお湯ですねー。
写真では、なかなか伝わらないのが残念ですが、皆様にも、強く強く別所温泉をオススメ致します。
数々の伝説が残されている別所温泉。
この地に降り立った時から、ここには何かがある!と感じていたのですが、
この後も、次から次へと色々な事を知る事になりました。
ここは、もの凄いパワースポットなのです。
やはり、今回も一回では伝えきれないので!
【つづく】