今日は
アメリカスポーツ医学会の
研修でした。
毎回、
有益な情報をここで仕入れているのですが、
今回も、
MANZAPなどで皆さんにお伝えしたい情報が
てんこ盛りでしたので、
備忘録として、
残しておきたいと思います。
まずは、
“加齢に伴う骨格筋量の変化”
年齢とともに筋肉は減っていきます!
“骨格筋は常に合成と分解を続けている”
一日の中で、
筋肉は増えたり減ったりしているのです。
“加齢に伴い食事による筋合成作用が低下する”
歳とっていくにつれて、
食事から筋肉を合成する能力が
無くなっていくのです!
“骨格筋量の減少が糖尿病の発症リスクを増加”
そして、
筋肉量が減ってしまうと
糖尿病になる危険が増えてきます!
“年齢に関わりなく筋量の減少は死亡リスクを増加”
年齢に関係なく、
筋肉量が減ると、
死亡リスクが増えるのです!
“インシュリン抵抗性と筋たんぱく質の合成”
若い人は、インシュリンにより、筋肉が作られるのですが、
高齢者はインシュリンが出ても
筋肉は作られないのです。
高齢者は、
運動しないと作られないのです。
“加齢に伴いロイシンに対する抵抗性が発生する”
ロイシンという必須アミノ酸が、
キーワードになります。
“血中ロイシン濃度の増加が筋肉の合成速度を決定する”
ロイシンを摂取すると、
mTORC1が活性化して、
筋肉が作られます。
“まとめ”
筋肉量を維持したり増加するためには、
必須アミノ酸が充分に含まれた食事をすることと、
運動することが大事なのです。
立命館大学スポーツ科学部
教授・藤田聡先生
ありがとうございました。