神代の昔、天照大御神の命を受けて
“鹿島神宮”の御祭神「武甕槌大神」は、“香取神宮”の御祭神「経津主大神」と共に出雲の国に天降り、大国主命と話し合って国譲りの交渉を成就し、日本の建国を果たしました。
時を経た2020年、
世界各国で疫病が発生し、社会情勢は大混乱。
日本も国家の存亡に関わる大問題に発展しました。
数ヶ月前までは、何もない平和な世の中を当たり前のように思って生活していましたが、
改めて平和平穏に暮らせる事が、いかに有り難い事か、痛い程身に染みています。
神代の時代に、
この日本を建国して下さった、
「武甕槌大神」と「経津主大神」に、
この難局を乗り越えさせて頂くべく
参拝させて頂きました。
武道、スポーツの神としても知られる
武甕槌大神
この鹿島神宮にも、
多くのアスリートが参拝に訪れます。
東京オリンピックも延期になりましたが、
代表選手や候補に上がっている選手は、心中穏やかではないでしょう。
私は、
最初からこうなると予感していました。
オリンピックのロゴの盗作問題に始まり、
新国立競技場の建設にあたってのドタバタ。
聖火台を忘れたなんて開いた口が塞がりません。
オリンピック誘致の賄賂の問題も現在捜査中です。
次から次へと、
色んな問題が出てきました。
金と利権にまみれたオリンピックを、
神様がヨシとするわけが無いのです。
一昨年あたりから、
スポーツ界の様々な問題が浮上してきました。
本来であれば選手のためのスポーツなのですが、
金と権力に支配されてしまってからは、
選手は奴隷のような物でした。
今回のコロナ騒動による東京五輪の延期は、
そんな様子を見ていた神々の怒りが頂点に達した結果だと思います。
来年の7月23日に、
開幕することになりましたが、
たぶん来年も無理だと私は思っています。
オリンピックに限らず、
プロ野球やJリーグなど、
ほとんどの競技スポーツが現在中止になっています。
この状況が長引けば、
路頭に迷う選手たちも出てくると思います。
近年、
私の元にも
将来プロスポーツ選手を目指す
中学生や高校生が
多く来られるようになりました。
もちろん甘い気持ちで来られる方はいません。
厳しい世界であることは充分にわかっているのです。
しかし、
この新型コロナウィルスの蔓延は、次元が違います。
商業スポーツという文化が、
将来的に消滅してしまうのではないかとさえ思える事象です。
スポーツに限らず、
戦争のような有事が発生して社会情勢が変わっていくと、
今まで職業として成立していた業種が無くなってしまう可能性も出てきます。
これから時代の変化と共に、
様々な業種が消えて行くと言われています。
どんな職業を選んでも、
どんな場所に住もうと、
何が安全安心か?
想像もできないような時代に突入したと言えるでしょう。
実は、
職業が“どうのこうの”というより、人類が終わりに近づいていると言っても過言ではない状況かもしれません。
過去にも疫病で消えた文明もありました。
でも、
私はあまり悲観してはいません。
みんなが気付くチャンスだと思っているので!
一見不幸に見える様な出来事も、実は良くなって行く為の過程に過ぎない。
過去世を憶えていない方、信じていない方がほとんどだと思いますが、
私なんかは、
過去にはもっと悲惨な世の中に生まれて、辛く苦しい人生を、何度も何度も繰り返して来ているのです。
なので、
このコロナウィルスで死んだとしても、
今世はとても幸せな人生だったと言えます。
ただ、
この人生ももう少し残っているので、
頑張って生きて行かなければなりません。
なぜなら、
ここでの頑張りが次の人生に繋がっているからです。
次は地球には生まれて来ないとも言われています。
であれば尚更、
何度もこの星に生まれて来て、
様々な人生を送れた事に感謝して、
残された期間を悔いなく生きていく。
そして、
目の前で何が起きても動じない!
そんな覚悟も大切かと思います。
鹿島神宮と香取神宮に参拝して
そんな強さを頂きました。