江戸時代から続く日本の伝統的文化
湯守(ゆもり)
皆さん、ご存知ですか?

『湯守』とは、
温泉の湯量や泉質の管理、温度調整、
湯の華による配管の詰まりの除去、
浴室内の清掃など、
温泉を常に最適な状態に維持する
温泉の番人です♨️
江戸時代に領主から
源泉の管理者として
地位を与えられたのが始まりです。

天然温泉は環境により
源泉の状態が絶えず変化するので、
常にチェックや調整が必要になります。
その日の天候や、
内風呂か露天風呂かでも
温度は違って来ます。

また、温泉に、
たくさんの人数が入れば、
温度は下がります⤵️
逆に少なければ上がっていきます⤴️
ですので、
入浴者の数も予測して、
湯温を調整しているのです。
何℃に調整するかは
長年の勘だそうです。

このように、
様々な状況に対応しながら
温泉を守っている
まさにプロフェッショナル!
それが『湯守』です。

私たちが安心して
天然温泉に入れるのは、
湯守さんたちの
地道な努力の賜物ですね。

さて、
またもや淋しいお話しになりますが……
長年、仲良くして頂いている
湯守の皆さんとも、
もうすぐお別れです😢

10年間、
いつも笑顔で接してくださり
本当に有り難うございました。
いつまでもお元気で👋
※画像は全て日進館の許可の元撮影しています。
