スポーツの聖地「国立競技場」

アスリートと観客が一体となり、多くの歴史的瞬間を刻んできたスタジアムが、56年の歴史の幕を閉じようとしています。

いよいよクライマックスです。

国家斉唱

三宅由佳莉さん

谷村新司さん、「昴」

森山良子さん、「今日の日はさようなら」

会場にお別れの雰囲気が漂って来ました。

このイベントに花を添えるアーティスト。

そして、観客席のペンライトが、国立競技場とのお別れを惜しんでいるようにも感じます。

都倉俊一さんの指揮で、「蛍の光」

ちょっと紅白歌合戦チックですね。

これが見納め!

聖火が消えて行きます。

こんなに炎を見つめたのも、久しぶり。

多少、風もあったので様々な表情を見せてくれていました。

そして、………消えて行きました。

聖火台の後方から一斉に700発の花火が!

物事には必ず終わりがある!という事を告げられたような気がします。

今まで、選手の引退は数多く見てきました。

競技場の引退を見るのは初めてです。

会場全体が闇に包まれました。

ピッチには、SEE YOU IN 2019

電光掲示板 には、SAYONARA の文字が浮かび上がりました。

国立競技場、お疲れ様でした。

本当にありがとう!

イベント終了後はグラウンドに入る事が許され、

皆さん、最後のお別れをしていました。

特にこのピッチの芝生は、芝生職人が何十年もの間、1日も休まずに手入れを続けて来た芝生です。

ほとんど人で芝生が見えませんが(笑)

皆さん、裸足で感触を味わっていました。

私もプロフィール写真を含め数多くの写真をこの競技場で撮って来ましたが、

この写真がここで撮った最後の一枚になりました。

最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

メインスタンドの壁画、

スポーツの神様「ATHENA」に

感謝の意を捧げます。