とうとうこの日が来てしまいました。

いつか来るだろうと覚悟はしていました。

二度目のお別れです。

一度目のお別れは、

1998年4月4日

東京ドーム

アントニオ猪木引退試合

この時に、

心にポッカリ穴が空いてしまった感覚が、

今も残っています。

東京ドームの歴代最高観客動員数6万4千人。

入手困難と言われたプレミアムチケットは、

奇跡的に、

二階席の最前列が取れました。

この時に、

私は人生の全ての運を使い果たしたのかもしれません。

記念グッズは全種類購入しました。

あれから24年!

全て未開封のまま、

保存していたのです。

闘魂マフラータオル🧣とTシャツは、

普段使い用と、

保存用と2セット買ったと記憶しています。

悲しかったなぁ〜〜。

この時、猪木さん54歳。

私は33歳でした。

自分が54歳になった時、

こんなに輝いていられるだろうか?

そんなことを考えながら、

ドン・フライとの一戦を観ていました。

引退して政治家になってからも、

凄かったですね。

当時、中曽根政権下、

1990年湾岸戦争が起きて、

サダムフセインがクェートに侵攻、

クェートにいた邦人41名を人質に取った。

総理も外務省も手の打ち用がなかった時に、

猪木さんがイラクで、

平和の祭典というイベントを開催した。

その猪木に対して、

サダムフセインが人質を解放すると宣言し、

人質になっていた41名と帰国しました。

今でも忘れることはできません。

そして昨日、

とうとう二回目のお別れが来てしまいました。

たくさんの夢と勇気を有り難うございました。

猪木さんのいた時代に生まれて

本当に良かった!

ゆっくり休んでください。

INOKIイズムは、

プロレスラーに限らず、

多くの人に伝承されて行くと思います。